10月10日

Official instagramで既に情報公開となりましたが、
今週末10月10日、東京にレディースの新店舗「NEPENTHES WOMAN TOKYO」をオープンします。
場所はNEPENTHES TOKYOのすぐ目の前。路面店で大きなステンドグラスのサインが既に付いているので、行ってみれば一目瞭然。自粛期間から動き出したこのプロジェクトも、ようやくあと四日でお披露目。。
ぜひお出掛けください。

東京より一層深刻な状況だったNYも、やっと店舗の再開の目処が立ち、元気を取り戻しそう。〈ENGINEERED GARMENTS〉の入荷も勢いを増してきました。この辺が、9.11やリーマンショックを乗り越えてきたEGの底力。今期のテーマは「JAZZ」。個人的にも近年で一番グッっとくるコレクションで、スーツをいくつか新調したい。久々に大器さんのインタビューがアップされています。
お見逃しなく→ DESIGNER’S TALK – DAIKI SUZUKI

弊社発行の『NEPENTHES in print』で使用していた紙は、あまり流通しない変わったものだったのだけど、ある日メーカー側から、今後その紙を再生産する予定が無くなってしまったという連絡を受けて、思い切って在庫を買い取った。しかしその在庫もいよいよ底をつき、いま渋々新しい紙を探している。厚みや触り心地やインクの乗り方など、やってみないと分からないことも多いので経験も大事。この辺りは服作りと一緒。とりあえず答えは出たので、あとは最新号レディース特集の編集作業に集中の日々。と言いつつも、

そんな最中に北海道撮影も強行。TENKARA SESSIONの撮影で、北海道中を縦横無尽に、思い出すだけで、阿寒、中標津、羅臼、斜里、北見、足寄、帯広などを巡って、6日間毎日10時間近く行動するというクレイジーツアー。疲労困憊ながら、久々に行った知床に痺れて、その余韻に浸りつつ頭は冴え渡り、仕事力的には今が一番良い状態。

しかしながら、秋の夜長。いつまでこんなことができるのだろう?と考えてちょっと恐ろしくなるのも事実。
でも、こんなのを観て、そんな雑念も吹っ飛んだ。

服部文祥の楽園山旅

数日前に最初のシリーズが完結。面白すぎて、なんでこんなに視聴回数が少ないのかと驚いているくらい。基本的に服部さんの話は面白い。物事に対するアティチュードにも共感する部分が多い。そして、アルピニズム、サバイバル登山を経て、いま犬との山旅に行き着いているのがとても興味深い。続編に期待です。

TOKURO AOYAGI 青柳 徳郎

NEPENTHES ディレクター。 1970年生まれ。 東京都出身。