Mikan:
日本に来ている間は、自宅ではないのでどうしても外食が続いてしまいます。そんな食事の口休めに良いのが、この季節はみかんですね。
というと全くひねりもないですが、アメリカ生活が長くなってくると、
みかんの味一つをとっても、すごく新鮮で美味しく感じるんです。
国が違うと同じ名前で売っているものでも、全く違うものがいっぱいあります。
同じものだと思っていると自分の思い描くものと、全く違うものだったりします。
渡米まもない頃、ランチの際にお茶だと思って買ったアイスティーは、砂糖水のようで思わず吐き出してしまいました。砂糖抜きのお茶は、缶入りではアメリカでは昔はなかったです。(この数年で市場に出回っています。)
今では予想がつかないと思いますが、50セントで飲めたスタンドのコーヒーは、薄く限りなくお茶みたいでした。(でも僕のコーヒーの飲み初めは、この薄いコーヒーでしたが。)
チャイナタウンでヌードルを食べれば、慣れ親しんだ日本のラーメンとは違いましたし。
国が違いますから食べ物の味の違いなどは、当たり前に起こりうることですね、でも自分の思い出の中にある味は、やはりオリジナルのままの方が僕は良いです。
こたつの中で、たくさんのみかんを食べまくっていた時の味は忘れないです。
黄色になった指の色と合わせて。
先日、飲み屋さんの帰り際、おかみさんが帰り際にポッケに入れてくれたのも
綺麗であま〜いみかんでした。