LAND:
この時期,ニューヨークでは、ぐっと空気が冷え込んできます。
朝と夜は零度を下回る日がでてきました。
そんな日はゆっくり家で音楽を聴いたり、映画をみたりなんかしたいなあと自分で思ったりしているのですが、なかなかできない “現実の世界”? がそこにはあります。でもそんな時、自宅やオフィスで気分を一転してくれるものが、LANDのキャンドルです。
kanokoさんに髪を切って頂いて、かれこれ4〜5年になります。
その場所は全くもって交通の便も悪く、ここは何処?といつも思ってしまいますが、部屋いっぱいに広がる素敵な香りに包まれ、ほっと一息つくことのできる空間は、自分の気分を入れ替える場所だったりします。
彼女はその空間でお客さんの髪を切り、そして手伝ってくれる皆で手作業で物を作っています。
その一つがLANDのキャンドルです。
http://kanokomizuo.com
ネペンテスオリジナル、LANDのキャンドルもありますので、ご存知の方もいられるかもしれないですが、ここのキャンドルの香りは、どれも品よく調合されて、匂いもしっかり最後まで残ります。彼女が作り始めてから、このキャンドルは僕の作業の友となっています。
キャンドルにつくナンバー。
実は建物のビルディングナンバーなのです。
スタンダードなのですが、とびきり良い香りのするローズは、かのこさんのアトリエのある635がついています。その他の番号はどなたかなどは聞いた事がないのですが、きっと素敵なストーリーが後ろにあるはずです。
出張や休暇に出る際には、カバンにトラベルサイズやヴァケーションサイズのキャンドルを忍ばせていくと、ホテルの部屋にも自分の空間をふっと作り出せる気がします。
目をつぶっても分かる事って凄く素敵な事だと僕は思います。
今後はなんだか別の形での香りのプロデュースも控えているようですし、今から楽しみにしております。
実は最近、自宅を引っ越ししました。
”Number 291” その自宅のビルナンバーをLANDの新作につけて下さいました。
香りは、芍薬(しゃくやく)Peony、その花づきと香りは、僕がお花を扱っていた時からとっても好きなお花でした。贅沢な選択に感謝です。
There is no land but the land
(up there is just a sea of possibilities)
There is no sea but the sea
(up there is a wall of possibilities)
There is no keeper but the key,,,,.