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頭の中のアウトプットが多くなる日々が続いていたので、インプットをしに,時間の合間をぬって、
ブルックリンミュージアムへ足を伸ばしてみました。
プロスペクトパークの脇にそびえてっている、この巨大な建物で、ここ数年、興味深いショーが続けて開催されています。
現在は、アイ ウェイウェイの展示が行われています。
2009年に森美術館でおこなわれた展示の巡行展になります。
大きな空間をいっぱいに使ったインスタレーションは、考えごたえ十分な内容でした。
個人的には一つ一つの展示にもう少し説明が欲しかったのですが、それらは自宅に戻ってから彼のことをウエブ上で検索していけばより理解できることなので、その場では空間と展示にて、彼が表現したいことを自分なりに理解することに集中してみました。
中でも、2008年の5月の中国、四川大地震で、学校の倒壊により亡くなられた子供達関連のインスタレーションは、視覚的に綺麗にまとめられていることがより本質的に彼が伝えたい内容を浮き彫りに表現し、そこへ被害者の方達の名前などの情報を音声で流すことで、オーディエンスの頭の中に一体となって差し迫ってくる演出は、”表現する” ということの面白さを実感させてくれました。
8月10日まで展示は続くようですので、お近くにこられる方は
ぜひ足を伸ばして体感してみていただきたいです。
Everything is art. Everything is politics.