手で混ぜる:
手を使ってご飯食べる。
手を使って混ぜ合わせ、味をつけ、丸めて。
手を使って口いっぱいに食べ物を頬張る。
手を使ってお皿の隅々のご飯粒を集めて、綺麗になるまで続ける。
味は混ぜれば混ぜるほど、絶妙に混ざり合い、辛味が欲しければ追加して、
辛すぎたらご飯を少し多めにする。口に運んで、何度も噛み合わせるとより味わい深いものになる。スリランカのご飯はそんな味でした。
バナナの皮に包まれた、スリランカのお弁当が食べたくて、無理言って作っていただきました。(ラッキーさんありがとう!)それほど辛いものが最近は人気がないということで、これが食べたいという人もあまりいないようですが、僕はこれが食べたかったのです。味は、他で食べたスリランカ料理とにていたと言ったらその通りなのですが、彼らの誠意といっぺんにかき混ぜながら手で食べる行為に、旨味は倍増です。
それを一緒に口にほうばる仲間たちと素敵な時間を過ごせました。
通常食べるお米の量の三倍は食べたとしても、米粒一粒残さなかったのは、
きっと美味しかったからに違いないのか、意地だったのか。
常夏のこの島は、気持ちをいっぱいよくしてくれることにかかない国でした。
続きは別の機会に。