シングルディジット=華氏一桁の温度:
今年は、久しぶりにニューヨークらしい寒い冬です。
摂氏0度は、華氏でいうと32度となります。
ですので華氏が一桁台に入ると摂氏でいうとー12度以下という事になります。
これをアメリカのお天気ニュースなどでは頻繁に寒い時の話題に使います。
今年はこのシングルディジットを出しまくっています!
この一ヶ月間、ほとんど摂氏0度以上に上がっていない気がします。
逆に摂氏0度前後だとなんだか暖かい気がするくらいです。
自分でも結構寒さには強い気がしますが、やはり摂氏ー10度を下回ると話は別な気がします。
まずジーパンははけないです。
ぴたっとする生地は本当に冷えます。ジーパンの下にロングジョンなどを履いているようですが、スリムジーンズなどを履くかたにはそれもできませんし。(もちろんぴちぴちになるのを気にしなければ履いてもかまわないのですが、、。)
帽子は必需品になります。
できれば耳も隠せた方が良いです。耳がちぎれてしまいそうになりますので。 スカーフ、マフラーはオシャレではなく、顔、耳、首元を風から守る防寒具となります。というのも実質温度は摂氏0度でも風が吹くと体感温度が摂氏ー5度からー10度くらいになる場合があります。(ですので摂氏ー10度になると体感温度は摂氏ー20度前後に、、。)ビル風、海、川からの風が両サイドからしっかり抜けてくるマンハッタンは、きりっと冷え込みます。
雪の中でも寝れるようなしっかりしたダウンジャケット。オーバーコートを着て中にセーター、インナーダウン、ジャケットなどで重ね着。レザージャケットなど風の通らないものを内側に着てその上にコート、などなどいろいろと着こなしはあるのですが、NYで一番重要なのは最終的にtシャツもしくはシャツ1枚になれるかという事のような気がします。というのもNYの建物はどこもセントラルヒーティングになっています。どのビルも室内に入ると少なくても摂氏20度前後。古いビルなんかは温度調整が壊れているのか、摂氏30度くらいまで温度が上がっている場合もあります。 ですので外と同じ格好をしていると全身汗だらけになります。この時期、室内で撮影をしているとたいがいシャツ一枚になっていて、なおかつ汗だくになっている事が多々あります。これは必要以上に無駄な、、エネルギーを使っているような!気がして早15年、自宅では本当に必要にならない限りヒーターはいれず、重ね着をしていますが、、この方法はこの街には適用されないようです。
温度調節は本当に重要で、汗をかいたまま外に出ると身体が完全に冷えきってしまい、風邪をひいたりします。
来週からファッションウイークが本格的にはじまります。
温度調節をうまくしながら乗り切りきろうと自分では思いますが、、、きっと素足にミニスカート、ハイヒール、なんて方達がわんさか街を闊歩していると思います、ファッションですからね。
やはりタフでないといけませんね、この街は。