アイスクリーム
まだまだ暑い時期が続くなか気付けばふと足が向いてしまうのがアイスクリーム屋さん。ハーゲンダッツやベンアンドジェリーは王道。最近はローカルアイスクリームがぐっと増えてきて人気があります。味も改良され大人っぽい味のものが多く子供だけが食べている訳ではないなあと実感させられます。
自宅の近所だけでも、Blue Marble、Van Leeuwen、Steve’s Ice cream などの直営店が続々オープンしています。どのアイスクリームも天然素材やオーガニック素材にこだわりを持っています。もちろんそれに比例して値段もなかなかのものになります。連日、子供にねだられると困る値段です。しかしながら値段が高いから人が食べないかとおもえば、その価値を味に見いだして、連日本当によく混んでいます。さすがに冬の寒い日は少し人がまばらになりますが、お店は子供と大人でいつも賑わっている訳です。
Van Leeuwenに関して言えば、素晴らしいサクセスストーリーです。こだわったローカルの材料を使って作ったアイスクリームを一台のトラックに乗せ、売り始めたのが2008年、味の評判は瞬く間にニューヨークに広まり、現在、トラックは9台、お店は合計3店舗、ブルックリンに2店舗、マンハッタンに1店舗。ニューヨークに点在するグルメデリでは、量産用のカップに入った彼らのこだわりアイスクリームを買う事ができるようになりました。
僕がオーナーの一人、ベンさんに話を聞いたときは、まだ一店舗目のお店をブルックリンのグリーンポイントに開いたばかりでした。楽しそうにアイスクリームについてゆっくりと語ってくれ、食べきれないほどの試食アイスクリームを貰ってどうしようかと考えたのを覚えています。
いつも日本へのお土産にできないかなあ、と思案するものにはいるのもアイスクリームです。
実現しにくいですのでニューヨークにいらした際にはぜひ食べてみてください。たくさんの種類に圧倒されますよ!
現在、アイスクリームにかかわらず、地元生産の食べ物、特にブルックリンのものは凄く増えていて一種のトレンドとなり、それを飛び越え、定着し始めています。この事については、今度改めて書きたいと思います。
アメリカでアイスクリームを頼む際に最後に選ぶのが「スプリンクル」。どぎつい色のチョコレイトでできているふりかけ的な存在。これが子供達には重要なのです。その色にビックリして頼んであげないものなら、子供の笑顔は半減です。アメリカの子供にとっては、日本のかき氷のシロップのようなもののようです。アメリカにきた際は一度試してみると良いですよ!あれもオーガニックなのかな?今度お店の人に聞いてみます。