New York_Fashion District.
昨年の11月上旬にネペンテスNYオフィスが、今までのマンハッタンから川を渡ったロングアイランドシティーへ移動しました。今までのNYオフィスとショップの周りはもともとファッション街として生地問屋や縫製工場、デザイナーのオフィスなどが集まっているエリアでマンハッタンと外をつなぐ、ペンステーション_ポートオーソリティーからも歩いてすぐというところでした。
真横を走る8番街のこの周辺は非常に混沌としていて、アムトラックやグレイハウンドバスでアメリカ中からマンハッタンに紛れ込んできた人々達で溢れかえっています。その様子はJIMA君のロイターの初期を見ると垣間見ることができますし、いまだに毎日同じような光景を8番街を歩いたり、止まって眺めていると見ることができます。
前を走る38丁目ストリートは、約20年前くらいは、夜になると殺伐としていて怖い感じでした。クラックの売人や売春婦の方々がまだまだうろうろしていた通りでした。その頃、この辺りに事務所を持っている方のお手伝いをした事があり、夜に物を搬入する事がありました。なんでこんな怖いストリートに事務所を持っているのか疑問を持ったのを思いだしました。9番街と10番街の間でやっていたフリーマーケットに昼間に行くにもなんだか緊張して歩いたのを覚えています。
街は動き変わり、今となっては高級コンドミニアム、ホテル、おしゃれなカフェやレストランもちらほら。
ショップは今まで通りの場所をキープしてオフィスは新しい場所へ移動していきました。20年前のウイリアムズバーグのような雰囲気を持った、ロングアイランドシティーへ。NASの地元のQB近くのロフトエリア。広くて景色の良いオフィスへ。この街がどのように変わっていくのかすごく楽しみです。大器さんが数年後に街の変わりようを笑いながら語ってくれるのが楽しみです。
NYストアスタッフの皆さんの写真を撮影させていただいたので。 NYオフィス引越しの最中に始まった撮影に皆さんでご協力をいただきました。