BUTTERFLY

〈REEBOK〉とのコラボレーション企画がようやく発表。モデルは去年復刻されて話題となったBEATNIK。ムートン仕立てで、紫の蝶のアイコンが目印。発売は来週末12月15日に決定。ユニセックスだから性別に関係なくギフトにもぴったりな一足。

コラボレーションを記念して、スペシャルムービーも公開された。制作したのはNYの映像制作会社
INADA STUDIOこと、GAKUさん。

こちらからは大きなアイデアを伝えただけ。そこからイメージを膨らませ、一ヶ月弱というありえへんタイトな制作期間のなかで、なんとか仕上げてもらった。

実は一緒に仕事をするのは今回が初めて。GAKUさんは、絵も描けて、撮影もできて、アニメーションもできて、音楽もできるマルチなタレント。でも一番助かったのは、ブランドの世界観を瞬時に理解してくれたこと。スタイリスト、カメラマン、モデル、アートディレクター、店のスタッフ、どんな相手であれ、自分が一緒に仕事をするときに肝心なのは、感覚や雰囲気を共有できるかどうか。

過去にメールでやりとりしていた限りでも、GAKUさんとは好きな映画や本のツボが似ていて、感覚が近いだろうことは薄々勘付いていた。今回のムービー制作中にヘビーローテーションしてたと言って送ってくれた音がロバート・グラスパーだった。自分も大ファンで、このコラムでも紹介したことがあるアーティストだっただけに思わずニヤけた。この曲はハービー・ハンコックのBUTTERFLYのカバー。クリス・デイヴのドラムはいつ聞いても良いなあ。聴きながらGAKUさんはアイコンの蝶を描いて、ひらひらと飛ばしていたのだろう。

Robert Glasper – Butterfly
https://youtu.be/PIDOeJa2nYY

波長が合う人との仕事は、楽で、楽しい。一緒に仕事ができてよかった。機会を作ってくれたビームスの皆さんに感謝。

蝶のなかで自分が一番好きなのは、もちろんNEEDLESのアゲハ蝶、と言いたいところだけど、本当はモルフォ蝶。長崎で見た展覧会が圧巻で、今も目に焼き付いてる。

その存在を知って一番テンションが上がった蝶は、雌雄(しゆう)モザイク。一つの個体にオスメスの特徴が半分になって混在している蝶。別名、性的モザイク。つまりこれもユニセックス。こういうものを嬉々として眺めてしまうのも人間の性。

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TOKURO AOYAGI 青柳 徳郎

NEPENTHES ディレクター。1970年生まれ。東京都出身。