禁断症状

雑誌『RUN+TRAIL』で「テンカラン」というコラムを連載させてもらっている SOUTH2 WEST8の三浦健人に、今度は共同通信さんからコラムの打診が来たという。あまり知られていないのかもしれないが、共同通信社は全国様々な新聞社やテレビ局にニュースや記事を提供する立場の通信社だ。調べてみたところ、配信しているメディアは新聞だけでも現在60紙以上。つまり、普段読んでいる新聞の記事が、実はその新聞社の記者によるものではなく、共同通信の記者が配信したものであることも多いということ。

先日、その第一回配信がスタート。タイトルは『北海道のテンカラ釣り』。
そして、この度めでたく東北の河北新報、山梨の日日新聞、長野の信濃毎日新聞、に掲載された。ニュースをインターネットでチェックするのが当たり前になった今も、やはり新聞には独特の権威がある。スポーツ紙などの専門紙を除けば、新聞の読者は幅広く、層が厚い。そういう世間一般へ発信すると思うと、少し物怖じするのも事実。しかしながら実際に採用されたということは、健人がSOUTH2 WEST8でやろうとしていることが広い社会性を持ってきたということなのだと思う。新聞で健人の顔写真を見ることになるとは夢にも思わなかった。全15回の連載予定。まだまだ掲載紙が増える可能性もあり、今後が非常に楽しみ。応援よろしくお願いします。

この時期になると襲ってくる禁断症状。嗚呼、川に行きたい。いつでもどこでも気を緩めると、すぐ頭のなかで川が流れ始めて、広がる釣りの妄想。まさにコンクリートリバー、いつか流れに乗れるさと歌舞伎町を鼻唄まじりに歩けば、年末の人波さえ川の流れに見えてくるから重症だ。靖国通りを進むと、ISETANメンズさんのショーウィンドウにNEEDLESを発見してご満悦。年内にもう一回くらい見れるかな。年末の楽しみのひとつは、朝青龍 vs ボブサップ。ナイスマッチメーク。

最近の投稿記事

TOKURO AOYAGI 青柳 徳郎

NEPENTHES ディレクター。 1970年生まれ。 東京都出身。