Moon Taxi
全くもって恥ずかしいというか、何というか。
まるで、20代の頃みたいにハマっているのが、Moon Taxi 。
一体どれくらい日本でも知名度があるのか想像もつかないが、去年の9月、最近 LA に移住した友人から教えられたバンド。2006年の結成というから、結構長いキャリアだ。出身が、テネシー州、ナッシュビル。大学の学生バンドというと、ある一定のイメージが出来上がると思うけれど、このバンドはちょっと違った。
アルバムが4枚ほど出ているのだけど、全て良い。
もちろん、単純に良いと言ったって、それは人によるから全然説得力ないのはわかっているのだけど、僕個人的には物凄くやられてしまった。元々詳しいわけではないので、勝手な意見だけれど、ボーカルが素晴らしい。80年代の前半に初めて聴いた U2 のボノを思い出した。パワフルなボーカルだけではなく、音がまた良い。4枚のアルバムを聴くと、その幅広さが半端ないのに驚かされる。通常は、ま、南部のカントリーロックの人でしょう的な予想は、その多彩な楽曲の塊に圧倒されまくった。いろんな人がいろんな風に見て取れるような、中身の材料の重ね具合が面白い。わざとやってるいるのか、自然にそうなったのか、天性なのか、確信犯なのか。人によっては、オールマンとかフィッシュを持ち出す人もいるのだけど、僕には何だか懐かしい80年代の英ロックの雰囲気がオーバーラップしてるようにも感じる。いつもの通り、廻りの人に宣伝しまくってるのだけど、昔の若い頃と違って、そんなに熱くは語らず、ゆるりと自然に。さすがに良い歳なんで。
音楽では未だに、時々色々と教えてくれる宮下に聞いたら、当然知っていたし、それが好きならこれも的にさらにいろいろと教えてくれた。では日本でも結構好きな人がいるのかも知れないと早速ググってみたら、出てきたのはムーンタクシーではなくて、ムーンライトタクシーだった。ムーンライトタクシーは、もちろん、あの天才筒美京平先生による名作、浅野ゆう子のヒット曲です。
実は、こちらも僕の大好物で、懐かしすぎて、しばし古い浅野ゆう子のビデオにハマってしまった。
個人的には「セクシーバスストップ」もお勧めです。
もう2月も終わりですが、明けましておめでとうございます。
今年こそは、もっと頻繁に更新を目指したいと思っているのですが、なるべくプレッシャーを感じない期間程度に頑張りますので、宜しくお願いします。
ではまた次回。