#87

一度しかない人生を
どう生きるか、どう在るかを決めるのは
自分しかいない、とつくづく思う。

当たり前じゃん、と言われそうだけど
案外そうでもない。

あることないこと言いふらさない。
問題が起きたら相手のせい、ではなくまずは自分を疑ってみる。
陰口やうわさ話を食べて生きない。
都合よく逃げない。

たとえばこんな感じと「逆」の人が近くにいたら
あなたはどう思うだろう。
そしてもし、自分がその当人だったとしたら。

周囲の目線や距離感やバランスを気にする前にやることは
とてもシンプルなことだと思う。

自分で自分を眺めてみること。
自分で自分を検証してみること。

自分が放ったことばは、空気を震わせて
自分の耳に入ってくる。
そのことばに耳を澄ませてみる。言葉は魂をもっている。
そして、立ち振る舞ってる自分を、すぐ近くで眺めてみる。
幽体離脱してるみたいに。

意識の矢印は外へ、ではない。内側へ、だ。
自分に意識の矢印を向けて、検証してみること。
自分が自分を見て、OKとするかどうか。
自分みたいな他人を見た時にOKだと思えないようなら
それはチューニングが必要な時だと思う。

別に「いい人」である必要はないと思うんだけど
自分のことだけは、自分のことぐらいは
自分で見てあげないといけないと思う。

敬意をもって、感謝を忘れない。
僕はそれを大事にしたい。
言葉にすると簡単だけど
なかなかどうして難しい。

人を悲しませたらいけないし
自分を悲しませたらもっといけない。

最近の投稿記事

  • #88
  • #87
  • #86
  • #85
  • #84
A.D.O 亜童

A.D.O 亜童

フリーランスの編集者、ライター、ディレクターとして雑誌やWEB、広告、映像のディレクションをつとめる。昨年、自身のクリエイティブ・カンパニー「E inc.」を設立。新たなコミュニケーションを模索中。人生一度きり、の思いを掲げ、自らのお尻を叩きながら前へ前へ。鹿児島出身、目黒区在住。
www.etokyo.co
Instagram :@adoman1978