プライドと誇りの違いってなんだろうね。
お酒を飲みながら考えたことがあった。

プライドは外に向いているもの。
自分を守るためのもの。
プライドが高い人にはなにかを言っても響かない。
プライドを傷つけられると怒る。とかとか。
外に向けて発しているので
入ってくる隙間がないのだ。
自意識による「攻撃は最大の防御」みたいな。

誇りは内に向いているもの。
自分を産み落としてくれた両親や故郷、
声をかけてくれたり気にかけてくれる人たちへの感謝を根っこに
自分に向けて何度も問いかけ、叱咤激励しながら
それは決して表に出ることなく内包されているもの。
誇らしい自分であるために、どう生きるのか。
誇らしい自分であるために、どう在るのか。
いつでも自分に問いかけてくれるのが誇り、かなあ。

プライドのある人との関わりは、とても削られることに気がついた。
あらゆる過程のそこかしこに
成長や気づきを与えてくれる種が落ちているのに
プライドってやつが見えなくさせていることに僕は気がついてしまって
もったいないなって思ってしまうのだ。
おーい、ここにいい種があるよ！と叫んでも
その人の耳には届かないのだ。

誰に言うわけでもでく、見せるわけでもない、
まして、ひけらかすことなんて絶対にない誇りを胸に
日々、精進。