#74


初めてのフェス、初めてのキャンプ。
前夜祭から臨んだフジロックフェスティバルは
魔法にかかったような4日間だった。

日々更新されていく自分音楽史上最高体験。
強すぎる日差し、夜の寒さ、冷たい雨。
マイペースにくるくる表情を変える自然、山のチカラ。
ひたすら歩いて、好きな時にご飯を食べ、お酒を飲む。
ひたすら歩いて、音のなる方へ。
山道の途中で友達に会いセイハロー。
朝日とともに目を覚まし
仲間と夜がふけるまで話をして、適当に寝る。
そのプロセスすべてをひっくるめて
自分音楽史上最高体験。

東京に戻って始まる日常。
体がひたすらに軽くなっている自分への気づきもあった。

フジロックをつくった人は魔法使いだ。

全てを片付けて帰路につく時に見たゴミの山。
土砂降り暗がりの山道、我先にと人を押しやる人。
世界一のフェスをつくるために懸命にオーガナイズしてくれる
魔法使いの人たちのことは知らんふり。
誰かがやってくれるでしょ、自分たちが楽しければいいよね。
世間を持ってくる人は、どこにでもいるんだな。

テントを干して、また来年。

※ 新しい事務所へ引っ越し。
内装工事も落ち着いて、ささやかながらお世話になっている皆様をお招きした。
お忙しい中来てくださった皆様、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。

事務所のデザインから施工までやってくれた友人のたけちゃんから
粋なプレゼント。ドアを開けたら飾ってあった。粋がすぎる。
こりゃ会社を潰すわけにはいかないな(笑)。

事務所引っ越し記念で初めてTシャツを製作。
会社名が「E」のTシャツだから「E.T.」。
胸ポケには社是を入れたまさに企業T(笑)。
Tシャツってユニフォームだな。
ちょっとハマってしまったので「E.T.」第二弾も製作予定。

自分がつくったものを着てくれてるのを見ると嬉しい。

夏が終わるね。 

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A.D.O 亜童

A.D.O 亜童

フリーランスの編集者、ライター、ディレクターとして雑誌やWEB、広告、映像のディレクションをつとめる。昨年、自身のクリエイティブ・カンパニー「E inc.」を設立。新たなコミュニケーションを模索中。人生一度きり、の思いを掲げ、自らのお尻を叩きながら前へ前へ。鹿児島出身、目黒区在住。
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Instagram :@adoman1978