人生で2回目のロサンゼルスです。一回目のロサンゼルスは、高校時代にオレゴン州でホームステイをした帰りに2、3泊しただけで、その時の思い出と言えば、バスの中で友達としゃべりまくる女子高生グループの旅だったってくらいで、あとはバスの中からガイドさんにビバリーヒルズと、ハリウッドのサインを紹介してもらって、ディズニーランドに行ったくらいしか覚えていない。
今回は仕事とホリデーと兼ねての2週間旅行。今回の旅はすごく楽しみだった。テレビでみるアメリカ、友達からの情報などから、行きたいところや、やりたいことがいっぱいでした。ヨーロッパに住んでいるから、アメリカの文化には常に興味がります。
友達のモダンなロフトタイプの家に到着。運転免許の無い私は、ロスでは大変というか移動は不可能に近い。友達が、運転していろんなところに連れて行ってくれるって言うのだけど、毎日お世話になるのはかなり迷惑だし、ロンドンにいる感覚で一人で出かけたい時はなんとかバスや電車で行動できるだろうと、かなり浅はかな考えでした。
いざ毎日を過ごしていると、やはり車が必需品。アメリカって広い。ロンドンやヨーロッパの地図になれているから、アメリカの地図も同じ感覚で見てしまう。だいたい歩いて10分くらいかかるだろうなと思って歩き出したらかるく倍の20分はかかる。ということで結果、毎日友達にお世話になりっぱなしでした。天気がいいと人間の性格も自動的に明るくなるのか、みんなフレンドリーで、道を歩いていて目があうだけで挨拶をしてくれる。アメリカの他の州はどうかわからないけどロンドンだとあり得ない。やっぱり、ロンドンに住んでいるからいろんな事をロンドンと比べてしまう。新鮮な事ばかりで目移りしているみたい。
住むと違った面が見えて嫌になることもあるかもしれないけど、2週間ロスにいて、ロンドンの方が良いと思った事があったかな?新しい街は何もかも良くみえる。交通の便はロンドンの方が一段といいと思った。でも車があれば問題は無い。そして免許を取ればいい話だ。ご飯は何処にいっても美味しかった。でもサイズが大きいからついつい食べすぎてしまう。しかも毎日車での移動だから運動をする機会が全く、2週間でどれだけ体重が増えるかとっても心配でした。
友達のお家はAbbot Kinney通りまで、車で7分くらいの所で、何となく歩いてすぐにいけるだろうと、また浅はかな思いで、ある日一人で歩いてみた。結構時間はかかったけど、しばらく「歩く」という事をしていなかったから楽しかった。歩くと車からは見る事が出来ないものが目に入ってくる。別にたいした事じゃないけど、道端に咲いている植物や、建築、小さい事からでも国柄や、文化は十分に理解することができる。このような小さい発見も大好きだ。
一度歩くともっともっとたくさん歩きたくなった。ビーチを2時間も歩いた日もあった。ジョギングが嫌いな私はただただ歩いた。自転車で移動というのも楽しそう。次回は自転車に挑戦。挑戦といえば、友達がスケートボードで移動っていうのはどうか、という提案をしてくれたんだけど、スケボーなんて人生で一度もした事が無い。ということで、この年になって初めてのスケボーレッスン。スケボーで、ショッピンとまでは出来なかったけど、ビーチ沿いをスケボーで、走るのはすごく楽しかった。サーフィンにも挑戦したかったんだけど、残念ながら今回は時間がなかったから、次回の機会に持ち越し。とにかく楽しい2週間だった。自分の車があったら、行きたい所に自ら行けたのになと、運転免許をとろうかと今更思った。何年か前に3回だけレッスンを受けて、インストラクターが嫌いという理由だけで断念した。
次のLAまでに免許をとるか...と今考え中です。
宮迫 亜矢 AYA MIYASAKO
1998年渡英。
ロンドンを拠点にフットワーク軽く世界を飛び回り、ホーム&
アクセサリー
デザインの分野でディレクター、コーディネーターとして活躍中。京都出身。