#53
おいしいゴハンといい音楽は世界を変える。
僕はこの2つを心底信じている。
音楽はずっと近くにあった。
プレイヤーとしての活動は今はやっていないけど
事務所にギターを置いて、夜中にたまに爪弾いて歌ったりしてる。
ここにはいつも音楽が流れていて
朝はジェイムズ・テイラー、夜はニール・ヤングとトムウェイツ。
家での音楽はレコードにチェンジした。
データじゃなく、自ら針を落として音楽を聴くことに向かう一連が
とても好きなのだ。
音楽は、気持ちを変える。
後ろ向きは前向きに、優しくなれるし笑顔にもなる。
ロマンチックにもなるし、涙も流れる。
とことん落ち込むことに、勢いもつけてくれる(笑)。
音楽は、僕たち人類だけが有する発明だと思う。
そんな中、フロリダからbluetoothのスピーカーがやってきた。
スピーカーの名前は「BASS EGG(ベースエッグ)」。
僕はコミュニケーションとクリエイティブを担当することになった。
いわゆるスピーカー的に本体から音が発せられるのではなく
接地した面を振動させることで音を鳴らすもの。
ウッドのテーブルにおけばちょっとあったかい
クーラーボックスにおけばプラスチックと空洞が震えて全体で音が鳴る
置いたところすべてがスピーカーになる、といったところ。
先に見せてもらったアメリカのクリエイティブは
とても肉食だった(笑)。
世にあるbluetoothのスピーカーを片っぱしから銃で打ち抜くってやつ(笑)。
さすがにこれを日本では….と思ったのが始まり。
事務所に置いて、日々使う。
マグカップと同じぐらいの大きさで、テーブルにポンと置いて
いつもの音楽を流す。
それを繰り返しているうちに、アイディアが浮かんだ。
それぞれの暮らし、それぞれの生活に
みんな自分の音楽を持っている。
言うなればテーマ曲のようなもの。
コーヒーを飲むように、それぞれのリズムで、それぞれのペースで。
ごくごく普通に、僕らの近くにあるもの。
LiFe Size SPEAKER.
暮らしサイズのスピーカー。
コピーは決まった。
たくさんの仲間に助けてもらい、コミュニケーションムービーも完成。
みんなのライフのサイズに合わせてBass Eggがあると
暮らしはもっと楽しいとおもう。
webサイトも随時完成へ向けて進行中。
興味ある方はのぞいてみてください。