このところ胸がはりさけそうな事件ばかりで、
やり場のない思いばかりが身体の中に積もってゆく。
世の中の揺らぎも、目に見えない大きな力によって作られてしまっていて、
その先には落とし穴が待っているような、恐怖。
ああ、自分はなんて無力なのだろうと思いあぐね、
挙げ句ぐったりしてしまう。
夜、帰り道。
ワイパーの雑な音だけで車をしばらく走らせていたら、
数年前によく聴いた歌のワンフレーズを急に思い出した。
残りの歌詞がどうにも気になって、探してみつけたyou tubeのせいで
泣きじゃくりながら家まで走ることになった。
相変わらず 性懲りもなく 愛すこと以外にない