帰る場所があるというのを、羨んだ時もあった。
私にも間違いなくあるのだということに改めて気づく春。
屈託のない母の笑い声と父の静かだが優しい微笑みが今日も私を支えてくれる。
帰ってもよいですか、
いつでもどうぞ、と迎えてくれる場所。
それがあるから生きてゆけるのだと思う。
酷く疲れても、傷ついても、その場所だけは私を温かく包んでくれるのです。
再確認した旅でした。