パパはね。。キミがパパの道場のキッズ柔術のクラスに参加できるようになったのが今でも信じられない。ウォーミングアップのランニングが大好きだね。
今回の写真はパパが撮ったものじゃないんだ。道場の生徒さんでカメラマンのRINTARO君が撮ってくれたんだよ。
道着がなかなか似合っているね。パパは奥のカウンターでお仕事してるね。
得意のブリッジ!
ブロンドガールが沢山いてカッコいいね。キミは一番小さくて、お姉ちゃん達が可愛がってくれてるね。
なんだ、もう飽きたのか?そんなんじゃ強くなれないぞ。
パパはこのクラスの指導はしない。カウンターから見てる。なるべく介入しないようにしているんだ。
手押し車。パパも昔はよくやらされた。「もうダメだ!」と思っても先輩が足を放してくれないんだよね。。そこからまた一往復。そこで強くなる。
トーマス先生とアイアン先生。
二人とも試合は激しいけど、キッズクラスでは優しいお兄さん。キミはトーマス先生に甘え過ぎ。パパの子供だからって特別扱いされないよ。ちゃんと先生の技を見て学ぶんだよ。
キミが一番好きなのは「スパーリング」
基本の技を全く覚えようとしないくせにスパーリングは好きなんだよな。。
トーマス先生がクラスの最後に上達したキッズの帯にテープを巻いてあげていた。
柔術特有の昇級制度なんだよ。キミもテープがもらえるかと思って並んでいたら先生に
「マユにはまだあげないよ」って言われてベソかいて戻ってきた。笑
キミの悔しそうな顔が良かった。キミのあんな顔初めて見たかも。そうそう、スポーツってそうなんだよ。ちゃんと練習しないと上手にならないんだよ。いっぱい悔しい思いするから上達した時に喜べるんだよ。やっとわかったね。これからは基礎運動から頑張りなさい!
これが今年最後の記事になりました。お付き合いありがとうございました。そして、そろそろこのブログも終わりにしようかと思っています。おそらく来年の1月15日にアップされる記事が最終回になると思います。最終回でいろいろとこのブログへの思いなども書かせていただく予定です。
それでは良いお年をお迎えください。
(写真)石毛倫太郎
好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。