パパはね。。また道場を出すことにしたよ。。突然だけどね。実はけっこう前から準備してたんだ。そのせいでずっと忙しかったね。この夏はキミと全然遊べなかった。パパはとても悲しかった。キミの5歳の夏はもうやってこない。6歳の夏は来るんだけどね。5歳の夏はもう来ないんだ。。悔しい。
道場の内装が終わってすぐにキミを連れてきた。最初の練習はパパとキミだ。胴衣も新しいのを用意しておいたよ。
練習っていうか、2人で遊ぶだけだね。広いマットをパパとキミで独占だ。新しいマットは気持ちが良いね。いつまでこんな遊びで喜んでくれるんだろうね?中学生くらいになったら、週末はお友達と渋谷に買い物に行ってしまうんだろうね。パパは尾行するよ。
さあ、新道場のオープンだ。今日だよ、今日。9月1日。カルペディエム広尾だよ。カルペディエムは「今を生きよ」って意味だよ。5つ目のカルペディエムだ。鎌倉と長崎にもできたんだ。
キミのおかげなんだ。キミがいなかったらパパはきっとこんなに頑張ることはできなかった。キミのお陰で何も怖くなくなった。自分が生きたい様に生きる。絶対に後悔しないように。広尾道場はこれまでで最大のチャレンジ!きっと大丈夫さ。もし、ダメだったら。。。すごく暇になって6歳の夏はずっと一緒にいられるかも!苦笑
大事な日には記念撮影だ。お!キミも良い顔しているね。
カルペディエム・ブラジリアン柔術 都内3つめの道場がオープン
「今を生きる人の為の道場です。ブラジリアン柔術を楽しむ分には、
年齢とか体力とか全く関係ありません。是非、挑戦してみてください。
9月中は「パパはね。。読んでます」の合い言葉で入会時に柔術の胴衣をプレゼントします!笑
道場でお会いしましょう!」石川祐樹
石川祐樹写真展「蝶々の心臓」
Location: Gallery Colissimo
http://colissimo.jp/
9/5(Sat)〜9/28(Sun)
関西圏では初めての写真展です。静かな田舎の古い郵便局を改装した素敵なギャラリーです。
是非、足をお運びください。
好評発売中!
このコラムから初の書籍が誕生しました。
ある格闘家の戦いの記録。
いまを残したいというただそれだけの、
でもとても切実な祈り。
日々の小さな幸せは、
実は奇跡の連続なのだと気づかせてくれる。
写真家・川内倫子
「3回手術すれば生きられます」。娘が誕生した翌日、聞かされたのはそんな言葉でした———。
格闘家として身体を酷使してきた父が、心臓疾患を持つ娘との日々を綴った人気ブログ「パパはね。。」を書籍化。軽やかな文体の中に見え隠れする、生と死の脆さ、命のたくましさ、母娘の強さが、著者自身の撮影による瑞々しい写真とともに心を打ちます。
木村伊兵衛写真賞受賞写真家、川内倫子氏も絶賛。