私が好きな本の作者は、 根拠もないのに自分は何者かになれる、 という揺るがない自信を持っている人が多いんです。 しかも、 成功した後も人としての芯の部分は変わらない。 そんなカッコ良さを一番強く感じたのが、 矢沢永吉さんですね。 4年前に読んだこの本からは “何があってもブレないことの大切さ” を教わりました。
Many of my favorite authors have unwavering confidence in their ability to be somebody without any particular reasons. And the core of their personalities never changes even after gaining fame. Eikichi Yazawa is the best example of them all.
般若さんは大好きなラッパーの一人で、 たくさんの楽曲からパワーをもらってきましたが、 この自叙伝も最高でした。 ファンが般若さんに思い描くイメージ通りのエピソードが満載で、 とにかくすごく熱い !! この人もまた、 どんなにビッグになっても一切ブレない男だということがわかって、 ますます好きになりました。
Hannya is one of the rappers I admire. This autobiography of him is just as inspiring as his raps. Each episode in this book reveals that he is a passionate man and never wavers from his assertions no matter how famous he becomes.
世間に流されず、 自らが望む通りの生き方を手に入れた人たちのインタビュー集。 この本が人生のバイブルという人が周りに多くて興味を持ったのですが、 そんな影響力の強さも読んで納得。 「人生、 どんなに破天荒な選択をしても、 たとえそれが失敗でも、全然大丈夫 !」 と、 私も自分自身を信じられるようになりました。
This is a collection of interviews with people who live life just as they wish. I first got interested in it because many of my friends told me that it’s a great read. This book gave me a courage to believe in myself.
鷺沢萠さんの小説は、 ある年の夏に泊まった民宿の本棚に置かれていたのが出会いのきっかけ。 それもあって毎年、 春から夏に変わる頃の夜に読むことが多いです。 特にこの短編集は、 その季節特有のノスタルジックな感情やなんとなく切ない気持ちにぴったりで、 そういう気分に浸りたいときによく読み返します。
I first read her book at a guest house I stayed one summer. So, I usually read her books at night around when the season changes from spring to summer. This short story anthology perfectly resonates with the season’s nostalgic mood.
俳優・哀川翔さんの名言集。 曖昧さのないストレートな言葉の数々と、 そこから伝わる翔さんの静かな貫禄にグッときました。
A book of quotes by Sho Aikawa. I admire his straightforward words and calm yet dignified existence.
戦後の渋谷を制した伝説のヤクザの実像に迫るノンフィクション。 自分の知らない東京の裏歴史と当時の混沌とした街の空気に驚愕。
It’s a non-fiction story on yakuzas in post war Shibuya. The hidden history and chaos of Tokyo then is shocking.
清志郎さんは地元が一緒という縁もあって読んだ一冊。 すごく好きな時代の話だし、 同じ東京人として共感するところも多かったです。
I first read this partly because the author and I are from the same town. I relate to the story as a Tokyo native.
岡本太郎はとにかく言葉が強い。 本を読むというよりも彼の作品を鑑賞するようなインパクトがあり、 とても印象に残っています。
Taro Okamoto’s words always come with strength. Reading this book feels rather like enjoying his artwork.
ギャングスタ・ラッパーD.Oの自伝。 語られるエピソードがいちいちヤバくて、 日本のヒップホップ好きとしてはとても楽しめました。
The autobiography of rapper D.O. All the episodes in this book are just awesome for a J-hip hop fan like me.
普段から可愛がってもらっているTVディレクターの岡宗秀吾さんが書かれた青春エッセイ。 こんなにも爆笑した本は他にないです。
A collection of essays written by a TV director I know. It’s the most hilarious book ever.
小説家、 画家、 音楽家など様々な顔を持つ坂口恭平さんのことが気になって購入しました。 読んでいて心がスッと落ち着く本でした。
I bought this because I was intrigued by the multi-talented author. I somehow felt at ease reading it.
みうらじゅんさんは、 世間の価値観や常識にとらわれず、 ずっと自分だけの 「好き」 を追求している人。 そのブレなさが素敵ですね。
Miura has been pursuing his own personal favorites without being trapped by stereotypical ideas. I admire such attitude.
ビジネス書を読むのも好きで、 特に感動したのがコレ。 この本から学んだ物事の考え方は、 今仕事をする上でとても役立っています。
I love reading business books and this one impressed me. Things I learned from it help me a lot at work now.
一作目が面白くて、 続けて読了した続編。 いろんな人の枠にはまらない生き方と、 大好きな昔のディスコの話にワクワクしました。
Following vol.1, the unorthodox lifestyles and stories about old-time disco were so exciting.
昭和を代表する洒落者、 白洲次郎の評伝。 好きなラッパーが憧れの存在として彼の名前を挙げていて、 興味を持ちました。
The critical biography of dandy Jiro Shirasu. It got my interest because my favorite rapper shows his respect for him.
鷺沢さんの小説は最初の一冊があまりに良くて、 その後も貪るようにたくさん読みました。 これはその中でも好きな最初期の作品集。
This first novel, which happens to be my favorite, was too good I indulged in her works after that.
70年代の吉祥寺を舞台にした青春小説。 主人公の女子大生とバンドマンの危うい恋模様が、 私にはとてもロマンチックに感じられました。
Set in the 1970s Kichijoji. The uncertain love between a college student and a musician looked so romantic.
岡本太郎のエッセイ集。 これを読んで、 他人の評価は気にせず、 自分という人間にもっとプライドを持とうと思えるようになりました。
It’s a collection of essays written by Taro Okamoto. It motivated to believe in myself more.
ウォーホルが自身の哲学について語った本。 自分とはあまり共通点がなくても、 生きたい人生を生きた人の言葉は胸に迫りますね。
A book on Warhol’s philosophy. Words from people who stayed true to themselves always inspire me.
「この本は僕の人生を変えてしまった」 というボブ・ディランの言葉に惹かれて購入。 海外小説で特に記憶に残っている作品です。
I bought this book because Bob Dylan said “It changed my life.” One of my most memorable foreign novels.
これも海外小説で好きな作品の一つ。 いつか住みたいと思っているLAが、 かつてどういう街だったのかを知りたくて手に取りました。
This is an another favorite foreign novel. I read it to know about the past of LA because I want to live there someday.
スタイリスト高橋靖子さんの自伝風エッセイ。 若き日の大叔父 (俳優の岡田真澄) も出てくるんですが、 そのエピソードが超カッコいい !!
An autobiography of stylist Yasuko Takahashi. A story with her actor granduncle (Masumi Okada) is so cool !