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今頃こんな話をしてもどうかと思うけど、昔、雑誌に携わって仕事していた友人が、これからはウェブの時代だと言ってウェブマガジンを立ち上げた。気持ちはわかるけれど、その時代はまだまだだろうと正直思っていたら、あっという間にその時代はやってきて、今や?大ファッションウェブマガジンになってしまった。全く未来を予想できなかった僕がバカでした。

その頃、雑誌はやはり紙でないとという家族がいました。今時、こんなにインターネットになりつつある世界で、今更紙の媒体なんて時代遅れだろって率直に言ったら、もの凄く口撃された。全くその後の時代の戻りを予想できなかった僕がバカでした。

こんな程度の人が何を言えたギリではないですが、最近手に入れたこの雑誌に実はかなりハマっています。

そして、もう一つ。
こっちは全く正反対な見た目ですが、そのタイトルもふざけてる。いや、当の人たちは全くそんな気ないんだと思いますが、最初に見たときは、このタイトルを見て、何これ?と思ってしまったのは事実です。Garmento という多分辞書を引いても出てこないだろうタイトルは、あんまり良い意味では使われない洋服屋稼業の人たちの事です。紙質なんかとんでもない、わら半紙というか、新聞紙ですね。しかし、内容はとてもびっくりしました。誰が書いてるか知らないけれど、この人たちは相当NYのファッション、特に70年代から80年代においてはもの凄く詳しいと思いました。

Andre Walker, Wille Smith そして Shamask。
こういった面々の足跡をかなり踏み込んだ内容になっています。
僕個人的には、70年代後半から80年代のNYのファッションシーンに一番憧れていたので、もう、何て言うか正にタイムリーなコンテンツです。しかも、80年代に皆見た事のある、あの写真集も記事になってます。極めつけは、何と川久保さんの自身の名前を使ったレーベル。Rei Kawakubo というブランドを作っていた事は僕は全く知らなかった。記事によると、80年代から90年代にかけてとあるのだけど、だとしたら尚更僕が知らなかったのは不思議な感じがした。もしかしたら、本当にギリ80年代であれば、僕はもうアメリカにいたので知る由もなかったのかもしれないが、それにしても、そのレーベルのロゴが、何とイタリック体なのである。僕の中の川久保さんとイタリック体のロゴレーベル、絶対に結びつかないのだけど、これは本当に本当なんでしょうか。誰か知ってる人がいたら教えてほしい。。

ではまた次回。

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DAIKI SUZUKI 鈴木 大器

DAIKI SUZUKI 鈴木 大器

NEPENTHES AMERICA INC.代表「ENGINEERED GARMENTS」デザイナー。1962年生まれ。89年渡米、ボストン-NY-サンフランシスコを経て、97年より再びNYにオフィスを構える。08年CFDAベストニューメンズウェアデザイナー賞受賞。日本人初のCFDA正式メンバーとしてエントリーされている。