140214

1998年の年末に一つのレストランが、今とは予想もつかないほど荒れ果ていたエリア、ウイリアムズバーグに誕生しました。 季節にあった新鮮な地元の食材を使い、美味しい食べ物を提供するそのお店は、瞬く間に人気のお店になり、当時ブルックリンへはわざわざやってこなかったマンハッタンニーが、車で乗り付けてきたり、もちろん近所の住人たちでも大にぎわいに。

予約も取らないそのお店は、引き続きにぎわい、そのにぎわいをそのままお隣に2店舗目を2004年にオープン。美味しいコーヒーと自家製のペーストリーをサーブするスペースを店前に持ち、(かわいい雑貨、オリジナル商品なんかも買えたりします。)そのまま薄暗い中へ進んでいくとバーダイニングスペースへつながります。

その後、隣のブロックに精肉屋もかねたグロセリーをオープン。

オーナー自身も住む、フォートグリーンにも一件開け、牛や豚などを一頭単位で買い付けるようになるとコネチカットに牧場を持ち始め、そこで食用とされない部分、皮や毛を使い、鞄やニットなどを作り始めたり。

お店で働く方達の感性を一つの雑誌にして情報も発信するようになりました。

そのすべては人をおもてなしするプロセスの一環として進められていた事が、ホスピタリティーの集大成、ホテルを作る事でまとまりました。ホテルができた事でその周辺は大きく変わり、それは街をかえる着火剤のようになりました。

ホテルにはもちろんレストランがあり、手間、時間、コストがかかるが、美味しいうまみや焼き加減を生む、炭火焼きをうりに毎日大にぎわいに。

所有するお店の一件にあった石釜を利用して、作り始めたパンは全店舗のお店でサーブされ。個人的にも注文できるようになりました。

なんだかこう書いているとすごく大きな会社なようなのですが、しっかりとこのブルックリンに足をおき、地域と人に密着した彼らはいついっても同じような顔で迎えてくれます。そして大事なのはいつも美味しい物を提供してくれるという事です。やっぱり食べ物屋なので食べにいって美味しかった!て思えるのが一番大事ですよね。

そんな彼らのゆっくりとじわりじわりの進撃はまだまだ続きそうです。グリーンポイントにも新しいお店、雑貨だけを扱うお店、パン屋などなど。きっとこれからも何かわくわくさせてもらえる事を進めていくのでしょうか?

最近の投稿記事

AKIRA YAMADA 山田 陽

AKIRA YAMADA 山田 陽

フォトグラファー。1998年よりNYをベースに活動。近年は東京との往き来も多くなり、雑誌、カタログ、広告の撮影に携わる。次回の展示の製作開始。
Website : www.akirayamada.com
Instagram : akirayamada