登山靴:

先月後半から、日本へ短期帰国しておりました。
仕事の合間をぬって、なおかつ天候をみながら雪山にハイキングに行くというのが今回の帰国の中ではとても楽しみなことでした。
山のエキスパートなお友達と一緒に、北八ヶ岳までスノーシューとアイゼンを担いでいってきました。
幸運にも山は、暖かくてとても気持ちの春晴れでした。
例年だと雪がもう少し残っているとのことでした。
雪はシャーベット状になっており、ほとんどはアイゼンを履いて雪山を歩くという行程でしたが、せっかくだからと最後に少しスノーシュー体験もしてみました。パウダースノーの際に飛び跳ねたら、さぞ楽しいのだろうと次回に楽しみにを残して下山。

ご一緒したお友達と下山後、温泉に入りながら話をしていたら、登山靴を作りにいこうという話になりました。僕も実際、本格的な重量を背負える靴を持っていないなおと思っていましたので、二つ返事でいきましょうということになりました。

日本で買うなら、日本製の日本人にあった靴を足に合わせて作るのが良いという彼からのアドバイスで。
巣鴨の老舗登山靴店ゴローに向かいました。

オーダーするにあたって、はじめにいろいろと質問があります。
用途、現在は何を使っているだとか、今後はどのように山を登りたいとか、
アイゼンは6枚か12まいかなどなど。
そんな話をしていると、2つのブーツの選択になります。
軽くて足に馴染みやすいブーティエルと昔ながらの登山靴のたたずまいのある重厚なS-8。
僕らの中ではS−8をオーダーにしようときているのですが、
店員さんはブーティエルを強烈におすすめしてくるのです。

選択に迷いながらも、足を細く採寸し始めます。
その後、何度も違うサイズのブーツを試着していきます。
階段を上ったり、降りたり、かかとを叩いてみたり、つま先を蹴ったり。
その都度、気になることを伝えていくと彼女はメモを細くとっていきます。
そんな作業を、30分ほど進めていくとようやく答えが出ました。

僕の足も友人の足も、左右さほど違いもなく、形は悪くないようです。
そのため、その試着用のブーツで何の問題もないようでした。
問題は、二人の足のサイズが同じで、現物は1つということなのです。
二人とも2ヶ月くらいはかかるのかなと思ってきましたので、びっくりでしたが。
アメリカに帰国する僕に気を使ってくれて、彼は後日引きとりに来ることになりました。
(ありがとうございました。)

足にしっかりあったと社長さんへ伝えたところ、よかったねと一言。
写真を1枚と尋ねたら、照れながらも笑顔をもらえました。

まずは春の山でブーツを足に慣らし、夏の山には履いていけたら良いなあと
今から考えております。

どのようにこのブーツと今後付き合っていけるのだろうか。

一山行き尽くせば一山青し。

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AKIRA YAMADA 山田 陽

AKIRA YAMADA 山田 陽

フォトグラファー。1998年よりNYをベースに活動。近年は東京との往き来も多くなり、雑誌、カタログ、広告の撮影に携わる。次回の展示の製作開始。
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