シティバイク:

2012年7月にスタートする予定だったCitibike(アメリカ最大規模の自転車シェアシステム)が、コンピューターシステムの問題,そして猛威をふるったハリケーンサンディーの被害を乗り越え、ようやく2013年5月27日からスタートしました。システム導入に向け、自転車設置場所などを巡り近隣の住人たちとのもめ事も耐えなかったようですが、多くの駐車スペースをつぶしながらニューヨークの街のあちこちに、青いバイク達が並び始めました。

現在、マンハッタンを中心に、330の自転車設置所が設けられ、今後は設置範囲も広げられ 約2倍の600の設置所を設けるようです。料金は(2013年7月現在)、年間パスで$95になり、1日パス$9.95、1週間パス$25となりますが、年間パスに比べるとその他がぐっと割高な気がします。毎日、通学,通勤、もしくはそれに見合うくらい頻繁に自転車を使う方達には、年間パスはとっても良いかなと思います。(雨や雪が降らなければですが、、)1日パス、1週間パスは、数日しかニューヨークに滞在しないような観光客には、普段は歩いて見渡す街を広範囲に観てまわれるとても良い交通手段だと思います。

実はシティバイクにはタイムリミットがあります。
45分に一度(1日パス、1週間パスは30分に一度)、近くの自転車置き場に自転車を戻さないと超過料金を加算されるようです。そのため街を走っていく上で、時間と設置所の場所は常時把握しておかなくてはならないようです。急ぎ過ぎて事故に遭わなければ,良いのですが、、。

僕は現在、ブルックリンに住んでいますが、事務所のあるマンハッタンへ自転車で行くには必ず橋を渡らないといけません。時々、自分の自転車を使って橋を渡って通勤するのですが、21段変速ギアをフルに使っても橋の中腹は結構きついです。もちろん毎日,自転車に乗っている方達には問題のない事かもしれないですが、3段変速のママチャリ(citibike)で,橋を渡るのはきついだろうなあと客観視してしまいますが、実際はどうなんでしょうか? 近所を散策、マンハッタンを動き回るには便利そうですが、橋越えは難しそうですね。

今後、このシステムが人気を増していき、自転車数が増えていった際の自転車レーンの確保、自転車に乗る方々の安全についてなど課題がいっぱいありそうです。

これは個人的意見になりますが、僕は自転車に乗る際にはヘルメットを絶対にかぶるようにしています。ニューヨークに来てから、目の前でたくさんの自転車の事故をみていますし、実際、自分も危険な目にあったこともあります。僕の乗っていた鉄製の60年代Schwinnは、タクシーにぶつけられて完全にひしゃげましたし、何度もタクシーに巻き込まれそうになったこともあります。身体が外に完全にさらされている以上、危険はつきものですが、最低限ヘルメットは着用した方が、ベターな選択かと思います。髪型が乱れたり、汗かいたり、かゆくなったりとヘルメットはあまり心地が良くないですが。

夏は暑すぎてあまり自転車に乗る機会がないのですが、早朝,太陽がでる前や太陽が沈んだ夕方なんかに、あてもなくふらっと自転車に乗ると気持ちよいんですよね。

ニューヨークに旅行などでこられた際に、街の自転車に乗って1日走ってみると全く違ったニューヨークの印象がえられると思います。そして、乗る際にはヘルメットは忘れずに。 

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AKIRA YAMADA 山田 陽

AKIRA YAMADA 山田 陽

フォトグラファー。1998年よりNYをベースに活動。近年は東京との往き来も多くなり、雑誌、カタログ、広告の撮影に携わる。次回の展示の製作開始。
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