お花:

オフィスの整理をしていたら、目にはいってきた花の仕事をしていた頃のポートフォリオ。

懐かしいということもあったのですが、新鮮な心境にさせてくれました。

毎日、花の市場に向かい,たくさんの草、花に触れ、多くのパーティー、結婚式やお店、レストランの花を生けこみ,試行錯誤を重ね、いろいろと形にしていた時期でした。写真を始めるきっかけになったのもしっかり形作った綺麗な花や飾り付けをちゃんと写真として納めておきたいと思ったからでした。

いろいろ考えながら一つのデコレーションを作っていました。

色、形はもちろん、季節感、数日後の状況、匂い、花瓶、コストや利益、今とはまた別の気の使い方をしていた気がします。生ものを扱っているので、夏は暑すぎればすぐにダメになってしまうし。冬、外気は零下になりますので、ちゃんと包装をしてあげないと花は死んでしまいます。でも部屋に入れば、ヒーターで暑すぎるし乾燥してしまいます。

人生の中でも大きなイベント、結婚式にも何度もかかわることができました。

大きな責任があり緊張感のある仕事でしたが、そこで溢れる笑顔は素敵なものばかりでした。

フラワーデコレーションというカテゴリーで進めていくと題材が限られていくのですが、花を作品を作っていくひとつの材料と考えていくと可能性はもっと広がっていきました。そんな花に携わる仕事も7年ぐらい続けた頃に、現在の写真の仕事に移行していきました

2年前に、フローリストの頃、よく使っていた花材を使って、ひとつの形作りを写真に落とし込んで、展示会を二回しました。白黒で表現することで、草花が通常持つ雰囲気を変え、マクロ撮影で等身を狂わせ、1枚の紙の上に映し込んでいく作業をしました。その際の写真を今新たにプリントし直してみようと思っています。

花が持つ色や形状などももう少し表現に加えていけたらなおさら楽しそうかな。と新年からいろいろ考えを巡らしていきたいです。 

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AKIRA YAMADA 山田 陽

AKIRA YAMADA 山田 陽

フォトグラファー。1998年よりNYをベースに活動。近年は東京との往き来も多くなり、雑誌、カタログ、広告の撮影に携わる。次回の展示の製作開始。
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