とはロンドンの南東に位置する埋立地で、地下鉄ではなく、モノレールが走り、北側は金融関係のビルが立ち並び、少し日本っぽい雰囲気があるところ。南の方は主に住宅地。
昔は湿地帯だっので一度排水をしたのですが、1488の洪水でまたもとに戻ってしまい17世紀にオランダの技術者が排水するまでそのままでした。その後1800年代に本格的な都市化が始まり3つの港が開港し1970年までロンドンの主な港としてたくさんの物がロンドンに運ばれてきました。
今ロンドンで公開中のウェス・アンダーソンの新作映画「Isle of Dogs / 犬ヶ島」の舞台がまさにこのIsle of Dogなのです。ウェスが一つ前の映画の撮影でロンドンにいたころ移動中に「Isle of Dog」の道路標示をみてこの名前に非常に興味を持ってそうで、Isle of Dogsについて調べると、昔王室が猟犬を飼っていた場所だったのでこの名前がついた可能性があるということがわかり、これをきっかけにこの映画の企画が始まったそうです。Isle of Dogsの名前の由来はどの著書にも出てこないらしく、誰がどのようにこの名前を付けたのかは定かではないそうです。
映画はロンドンで撮影されたので、映画公開記念で使用されたセットがエキシビジョンで展示されました。映画に出てくる街並みとラーメン屋も再現され、ロンドンのレストランENGAWAによるラーメンも食べられてとっても素敵なエキシビジョンでした。
映画を観る時間がないまま行ってしまったけど、セットをみてから映画を観るのも悪くないかと。映画めっちゃ楽しみです。日本は5月25日より全国公開されるそうです。お楽しみに。