あの夜は、ロンドンでもずっとニュースで映像が流れてました。何故またパリが襲撃されたのか。朝タクシーで北駅から仕事場に向かう途中にリパブリックの前を通りました。テレビでしか観たことがなかったこの光景を目の当たりにして、いろいろ考えてしまいました。でもパリはいつものように美しく、いつもの一日が始まっていました。
滞在中の3月8日はインターナショナルウーマンズデイ。女性の日。その夜は女友達とパリに住む男友達と3人でディナーをしたのですが、彼が仕事場まで車で迎えに来てくれていて、友達と彼の車に乗ったら、「ハッピーウーマンズデイ!」と私と友達に薔薇を一輪ずつプレゼントしてくれました。誕生日でもなく、バレンタインデーでもないのに。彼がどれだけ女性をリスペクトしているのかが身にしみて、めちゃくちゃ感動してしまった。本当にありがとうステファン。
その日のディナーはパリでは絶対に逃さないフォアグラ。このレストランはフォアグラにキンカンとバジルの組み合わせで、今までで一番美味しかったかも。連日の外食続きでやっとロンドンに帰って来て今夜こそは炊きたての暖かいご飯を食べると決めていたのに、友達の誕生日パーティーがあったことをすっかり忘れていて、仕方なくパブに行きみんなでご飯を食べることになったのですが、メニューをみたらハンバーガーとかホットドッグしかない。ホットドッグをペロリと食べたけど、もう胃がヒィーヒィー叫んいます。