一週間限定でS.E.H Kellyのショールームが、Vitsoe「ヴィツゥ 」のお店に出現。
Vitsoeの棚に並ぶS.E.H Kellyのコレクションはイーストロンドンにある彼らのお店とはまた違った雰囲気でとっても新鮮でした。S.E.H Kellyはデザイナーであるサラとポールによる日本でも人気のメンズブランド。レディースの洋服も是非作って頂きたい。私が男だったら絶対に着たい、とっても素敵なお洋服ばかりです。
お馴染みのVitsoeもイギリスを代表するインテリアブランド。
みんなの夢の棚、606ユニバーサル・シェルビング。ディーター・ラムスがデザインをしたこの棚はとてもシンプルで画期的で美しい。まさにS.E.H Kellyの洋服もVitsoeの棚もPerennial Favorites「絶えることのない(永遠の)お気に入り」なのです。
そういえば以前、Director's Noteで徳郎さんもファストファッションについてのコラムをあげていました。自国で生産をする大切さ、1シーズンだけ来て捨てられてしまう洋服の儚さ、作る側も買う側も洋服の大切さや必要性を理解することが必要だと。
その頃イギリスのBBCニュースで、ロンドンの「in-ku」というショップのオーナーでもあり、Universal UtilityのデザイナーであるCarin Mansfieldさんの作る洋服、Slow fashion (スローファッション)についてのビデオがちょっと話題になりました。彼女の洋服は決してみんなが買える値段ではありませんが、買うと何十年も着ることができる洋服ばかりです。ヨーロッパでは特にPrimarkやH&Mを筆頭にたくさんのファストファッションのお店がハイストリートに並んでいます。ロンドンのオックスフォードストリートには同じショップが2件も3件もあります。なんか変だけど何件も同じ通りに店を出しても需要があるということがある意味恐ろしい。
http://www.bbc.com/news/business-35122104
VistoeやS.E.H Kellyも商品の全て、もしくは大半がイギリスで生産されています。イギリスで生産するということが、イギリスのビジネスをサーポートし、イギリスの良さを世界に伝える役目が僕たちなんだと、ポールもスピーチで言ってました。長く着ることができる、長く使うことができる商品を購入してずっと使うということが地球にとっても、自分自身にとっても、理想的だということがもう少し多くに人に伝わるといいなと思います。
S.E.H Kelly
1 Cleve Workshops
Boundary Street
London
E2 7JD
http://www.sehkelly.com/
Vitsoe
3-5 Duke Street
London
W1U 3ED
https://www.vitsoe.com/gb