サンセバスチャンに到着。
お天気もますます良くなってきたし、明日は待ちにまったサーフィンです!
でも、まずは腹ごしらえを。今日から本格的にピンチョスのはしごというかバルのはしごが始まります。
出発前に一緒に行った友達の友達からピンチョスはしごをするための秘訣を教えてもらってたのですが実際いってみたらそんなもの完全に無視というか、忘れていたと言った方が正しいかも。その秘訣というのは、全てのバルで一杯ずつ飲まないということだったのですが、バル一軒ごとに、2杯、3杯飲みながらはしごをしていた私たち、さすがに水分取りすぎでいつもお腹がチャップチャップしていたような気がする。
チャコリというバスク地方の、微発砲性ドライワインが有名で、どこのバルでも飲めて口当たりが良くてとても美味しかった。ビールも美味しいし、サングリアも甘すぎなくてとっても美味しい。こんなに美味しいものが揃っているのにバルでお酒を頂かないなんて、やっぱり今考えても不可能でしたね。
旧市街にはピンチョスバルが集結していて、お昼も夜も殆どのピンチョス屋さんはお客さんでいっぱいでした。それぞれのピンチョス屋さんにはそのお店のお勧めピンチョスというものがあり、例えばお肉が美味しいピンチョス屋さん、きのこが美味しいピンチョス屋さん、トマトが美味しいピンチョス屋さん、チーズケーキが美味しいピンチョス屋さんまであり、全てのバルに行きたかったら、昼も晩もピンチョス攻め。最後の方はスポーツ感覚のピンチョス巡りでした。
さて、今回の一番の目的のサーフィン、去年以来2回目のサーフィン。絶対に出来ると頭の中では自身があったのですが、全然できなかった。涙
レッスンも受けずに自分たちでやっていたら、横にいたインストラクターのお兄さんに、そんなんじゃ一生できないよ。って笑われて、ショックでモチベーションがガクンと下がり、その上、体力限界で残念ながらダメダメサーフィンに終わってしまいました。
サーフィンがダメなら観光!
ということで、最後の日はバレンシアガの美術館へ。彼の生地ゲタリアはサンセバスチャンから車で20分ほどのところにある小さな港町。とっても小さい街だけど港町だけあって魚が美味しかった。殆どのレストランは炭で焼けるBBQのスペースが外に備え付けられていて、炭火で魚を丸ごと焼いてくれるのです。ピンチョスに少し飽きた頃だったから本当に美味しかった。また食べ物の話になってしまいました。笑
話を戻して、バレンシアガ。彼の最初のお店はサンセバスチャンで、その後にバルセロナとマドリッドそしてパリに移り本格的にスタート。彼の才能はすぐに認められ、瞬く間に有名デザイナーになったそうです。サンセバスチャンは昔から上流階級の人たちのリゾート地として有名で、バレンシアガのお客様はスペインのロイヤルファミリーを含めた上流階級のお客様が多かったようです。彼の仕立てたドレスがたくさん展示してあるのですが、とっても昔につくられた洋服とは思えないくらい、今でも着られるデザインのドレスばかりでした。