友達のジョンが昔からあるハックニーのパブを買って、改装工事をして最終的には新しいガストロパブ+ホテルとして再オープンする予定です。ただそんなにまとまった資金もないため、今現在はパブを経営しながらの改装工事。最近始まった改装工事は地下のキッチンから。とっても嬉しいジョンは地下のキッチンを見せてくれたんだけだ、空っぽの地下の天井は何本かの鉄の棒だけで支えられてるだけ。しかも揺れてる。大丈夫なのこれ?怖いから急いでパブに戻った私ですが、タイミングよくライブも始まっていて、戻って正解。
このパブには古いピアノが置いてあって、ジョンはいつもこのピアノをミュージシャンに弾いてほしい。そしてパブでライブミュージックナイトをしたいと言ってました。
今夜が初ライブです。結構なビール腹で、両腕にタトゥーがいっぱい入ったロカビリースタイルのおじさんがBoogie Woodieを軽やかに演奏してくれました。でもおじさん、あのピアノを弾いていない…。
ジョンは、おじさんが下見に来たときにこのピアノで演奏してほしいと頼んだんだけど、こんなピアノでは弾けないと断られたそうです。笑
ジョンの夢は完全には叶わなかったけれど、おじさんは自分のピアノで素敵なナイトにしてくれました。
たまにはこんな夜もいいもんだ。