うちの隣りはベトナム人が経営するネイルサロンでした。
オーナーは50歳くらいのベトナム人ママさん。今までネイルをしてもらってたのですが、去年の末にサロンを止めてレストランをすると言い出しました。
ネイルサロンも便利でよかったけど、ベトナム料理もかなり悪くない。お店の改装工事が始まり、毎回会うたびに、あや、みてみて!と嬉しそうに工事の過程をみせてくれるママ。そしてその度に、絶対に食べに来てね、と言ってくれる。ママさんのレストランがとっても楽しみでした。
でもオープンが近くなり、レストランの出来上がり感から、もしも美味しくなかったら、どうしよう....と不安になってきました。新しい看板が届いた日にたまたま外に出たら、ママさんがそのピッカピカの看板を見つめながら一際嬉しそうな顔をしている。看板はとってもベトナム料理屋らしい看板。ベトナム料理屋なんだから別にそれでいいはずなのに、やっぱりなんだか不安。
最近オープンするところはだいたいがモダンな内装、外装で、ママさんのレストランとは全く違う感じだ。私の中にあるこの変な基準みたいなものに達していないと、ダメかもしれないという、全く根拠のない考え方がどうしても邪魔をしてしまう。
月曜日がオープンの日でした。早速、夜ご飯を頂きました。お料理はとってもとっても美味しくて、なんだか安心しました。そう、本当は料理が美味しくて、値段とレストランの雰囲気がマッチしていたらそれでいいはずなんです。
実際にレストランの外見的に、ここは美味しそうだろうなと思って入ったら、そうでもなかったって事だって多々あるのに。
でも本当にママさんのご飯が美味しくてよかった。明日も友達連れて行こう。