Mid century mordanとは1933年から1965年の間に都市開発としてデザインされたモダンな建築物、インテリアデザイン、ブロダクトデザイン、グラフィックデザインのことで、ロスアンゼルスの街にはたくさんのミッドセンチュリーの建築物が残っています。ゆるやかな曲線と直線との組み合わせのでゆったり感のある空間を作り出すデザインがとっても良い。
ロスの美術館LACMA(Los Angeles Country Museum of Art)もそのころの建築物です。オリジナルのミッドセンチュリーの建物と、新しく増築された二つのビルがうまく調和していて全体的にとっても素敵な建物です。
チケット売り場で何のエキシビションが開催されているかを調べたら、「SAMURAI」といういかにもなエキシビションが。入ろうか一瞬迷ったけど、せっかくだから入ったら、なんと思った以上に良かったというまあよくあるパターン。
あんなに違うデザインの兜や面具をみたのは初めて。ディスプレイも迫力があって最高のエキシビションでした。
もちろん鎧は兜はすべて日本の物なんだけど、ずっと観ていたら色使いやデザインなどがなんだかアフリカの民族衣装に似ているようにもみえました。
たぶんこういう物って、いろんな国からインスピレーションを得たり、鎧の本来の用途である敵から身を守ることと、敵を威嚇するということが基本でデザインされているから、なんとなく似ていてもおかしくないのかも。
でも当時の技術と知識と器具で作られた鎧にはいったいどれくらいの時間が費やされたのかなと思うほど、凝ったデザインとデコレーションは素晴らしいとしか言いようがないです。