今日でサマータイムが終わり、時間が冬時間に変わりました。冬の始まりです。
冬時間に変わる時は時間戻すため、一日が一時間長くなってなんだか得をした気分になります。
そんなお得で何の用事もない穏やかな日曜日。近くのカフェでゆっくりランチをすることに。こういう時間って何とも言えないくらい最高の時間。
新しいカフェやレストランがどんどんできていくのはいいけど、最近気がついた事は、無理をして新しい所に行くより、確実に美味しいとわかっているおなじみのカフェに行く方がハズレがなくて時間の無駄にならないということ。笑
Railroadというこのカフェがオープンしたのは5、6年前。そのころこの辺りにこういうカフェがなくて、オープンした時はとっても嬉しかった。確実に美味しいコーヒーが飲めて、ご飯もとっても美味しい。イギリス人の女の子がシェフなんだけど、彼女のお料理は北アフリカ、中近東、インドなどのスパイスをたくさん使ったお料理が多い。
これはレンティルと豆のスープにクミンの香りのロッティ(インドやパキスタンの薄いパン)冬時間初日にもっともふさわしい、暖まるスープ。
本棚あったフリーマガジン。一つはコーヒー専門のフリーマガジン、もう一つは食に関するフリーマガジン。食が流行るとこういう雑誌も増える。良い事なんだけど、なんだか滑稽に思えることもあったりします。というのも、このフリーマガジンを読んでいたら、ロンドンの西にリスボアという名前のポルトガルのお菓子専門店が紹介されていました。ここはカスタードタルトが最高に美味しいお店で、私がロンドンに来た15年前から日本人の間ではもうすでに人気のお菓子屋さん。それを最近発見した!くらいのノリで記事が書いてあったので、思わず雑誌に「おそっ」ってつっこんでしまった。そう思うと本当に日本人の食に対する情熱は素晴らしい。
でもこのRailroadの記事を誰かが読んだら、私も同じく「おそっ」ってつっこまれるんだろうな。なんて思いながら美味しいデザートで締めくくり、お家に帰りました。
お家に帰ってテレビをつけると私の青春の映画「さらば青春の光」が。いいタイミングでやってるーーー!何回もみてもいい映画。
とっても幸せな日曜日でした。