ロンドンを拠点にするデザイナー/アーティストMartino Gamperのエキシビションがハイドパークの中にある新しくなったSerpentineギャラリーで行われております。
先週末のロンドンはとってもいいお天気で気温は17度まで上がり、お花が咲き始めたハイドパークもとっても綺麗でした。
結構前のコラムでマティーノのことは紹介しましたが、彼はロンドンに住むイタリア人アーティスト。このエキシビションは彼がキューレーターで、そのお題は「棚」。
どこのお家にも棚はあり、その棚はその人の個性がたくさん詰まった、一つのアートともいえるでしょう。何気ない棚だけど、自分の作品を飾るためにとってとっても重要な棚。私の棚も大好きな本や、小物、植木など、大切なものがたくさんならんでいます。ちなみに私の棚には清水さんが表紙の「Inventory」も飾られております。笑
このエキシビションはその「棚」に、アーティストの私物を並べることによって、彼らの世界観を紹介するというもの。棚は30年代の古いものから、もちろんマティーノの棚、他にも彼が尊敬するデザイナーの棚、IKEAの棚など可愛い棚がギャラリーの壁にいっぱい並んでいます。
その中でも私の気に入った「棚」を紹介します。
棚1
Shelf - Bruno Mathsson / Bookcase 1934
Artist - Sebastian Bergne
棚2
Shelf - Martino Gamper / Book show case 2010 - 2014
Artist - Adam Hill
棚3
Shelf - Martino Gamper
棚4
Shelf - Franco Albini / 838 Veliero 1940 - 2014
Artist - Oiva Toikka
棚5
Shelf - Andrea Branzi / Gritti Bookcase 1981
Artist - Maki Suzuki
棚6
Shelf - Michael Marriott / 1995 - 2014
Artist - Gemma Holt and Max Lamb
棚7
Shelf - Vico Magistretti / Nuvola Rossa 1977
Artist - Andrew Stafford
棚8
Shelf - Martino Gamper / Booksnake shelf 2002
Artist - Michael Anastassiades
こんなかんじで、会場内は棚だらけです。
http://www.serpentinegalleries.org/exhibitions-events/martino-gamper-design-state-mind
ちなみにこの新しいSerpentine Gallery はイギリス有名建築家ザハ・ハディゥドが手掛けたもので、去年にオープンしたばかり。ここが2号館になるのですが、1号館はそのままの場所で、この2号館は1805年に火薬の倉庫として建てられました。その古い建物にザハ・ハディゥドの近代的建築がうまく調和していて、とっても素敵なギャラリーです。
そしてこの期間だけSerpentineのギャラリーショップが、Momo San Shopになってます!
http://momosanshop.wordpress.com/