今週末からロンドンファッションウィークが始まります。
その一環で、インターナショナル・ファッション・ショーケースというイベントが開催されます。そのイベントは、世界各国のヤングデザイナー達がそれぞれの国を代表して彼らの作品を展示するというもの。
日本代表チームのエキシビションは日本大使館で行われ、先日そのレセプションパーティーへ行ってきました。今年は山本寛斎が6人のデザイナーを選び、彼らが日本代表のデザイナー達となります。
レセプションパーティーではそれぞれのデザイナーが自分の作品のプレゼンテーションを行いました。デザイナーは日本在住のデザイナーとロンドン在住のデザイナーがいるので、英語の話せないデザイナー達は日本語でプレゼンをして同時通訳のお姉さんによって英語に通訳されました。
ロンドンに長い間住んでいるけど、こういう通訳は本当に難しい。プレスリリースの通訳などもするけど、これは時間をかけて、表現する言葉を吟味できるし、普段の会話の通訳はそんなに頭を使わなくてもそのまま表現できるし、そんなに難しくはない。
でもこういうプレゼンなどの通訳、しかも同時通訳は言ったことをそのまま直訳してもなかなか伝わらないことがあります。英語でも日本語でもたくさんの表現の仕方があるので、その中から一つの言葉を選ぶって本当に大変なこと。このような同時通訳ができる人って本当に尊敬します。
写真を撮りたかったのですが、大使館内の撮影は全面禁止だったので、残念ながら写真はなしですが、彼らの作品は今日から日本大使館でロンドンファッションウィーク期間中はずっと展示されますので、ロンドンにいる方は是非見に行ってください。そしてこれを機会にこの6人の若者デザイナー達が世界で活躍する有名デザイナーになることを願っております。がんばってください!