昔は良く笑いました。笑いすぎで涙が止まらないくらい、お腹か痛くなるくらいいっぱい笑いました。一晩中、友達とバカな事ばかりして、大声で笑って泣いて、本当に楽しかったのを覚えています。
先週、仲良しのお友だちと朝の5時まで、久し振りのガールズナイト。飲みながら、くだらないことをダラダラ語りました。ここで久し振りのあの涙の止まらない笑い涙が発生。昔のあのばか騒ぎしていた頃がとっても懐かしくなりました。
でも一つ違ったことは、この歳になってからのガールズナイトは、ちょっと違う。さすがに次の日が大変で、朝は起きれないし、起きて鏡を見ると両目がパンパンに腫れていました。
その上、先週はいろんな友達が日本からもヨーロッパからも遊びにきていて、毎晩のように外食して飲んで食べて最高に楽しい一週間でした。最近は同じ人とばかり遊ぶので、特に日本から来る友達のお話は観点が違うから、いつもとっても勉強になり、私にとって貴重な時間です。
情報は何処からでもすぐに入るこの時代ですが、私は人から聞く情報が好き。先週はたくさんの人といろんな事を話したけど、やっぱり一番話題になったのは日本の現状、政府、教育、社会について。日本に住んでいないだけあってこれはいつも興味があります。ただあまり良いことを聞かないのでとっても残念です。イギリスの現状もあまり良いとは言えませんが、これからの日本がとっても心配です。
さて、話は全く変わって、チェルシーにある有名な24時間オープンのVingt Quatreというカフェに、飲んだ後の腹ごしらえにいきました。日本ならこれがラーメン。あー美味しいラーメン食べたい。ちなみにここは24時間いつでも朝御飯メニューが注文できるということでも有名です。
最近はカロリー計算+小麦粉製品を減らす努力もしているので、こういうところでの外食はメニューがたくさんあるにも関わらず、小麦粉ものやカロリーが高いものを抜くと食べられるものががグッと減るというよりサラダのみになってしまいます。でもサラダの気分でもなく、悩んで悩んで悩んでいると、朝御飯メニューの中から、パッと目に入ってきたのが「Kedgeree」。見たことも聞いたこともない。
「Kedgeree」の文字の下には、スモークハドック、バスマティライス、ポーチドエッグ、チャイヴ、カレースパイス、としか説明書きがないし、どういうものなのかが全く想像できなかったけど、好奇心で注文。出てきた料理は簡単にいえば、バスマティライスを使った、魚のカレー味リゾット。味はとっても美味しかったけど、発想の斬新さにちょっとビックリ。
調べてみると、この「Kedgeree」はイギリス人がイギリス人用に開発したインド料理の一つらしいです。なんか納得がいく。歴史的にインドはイギリスの植民地だったこともあり、カレーはイギリス料理の一つとして定着しています。どんな小さな町でもカレー屋は絶対にあるし、私のなかで印象的に残ってるのが、ロンドンに住み始めた頃に通った英語学校で「イギリスのジャンクフードは何か?」みたいなテーマの時に、イギリス人の先生が自ら答えたのがカレーだったこと。それほどイギリス人はカレー好きってことなんですね。
というわけで、先週は笑いあり、笑い涙あり、目もパンパンに腫れ、たくさんの人と会えて、新しい友達もできて、新しい食べ物にも出会えて、なんだかとっても充実した一週間でした。そのかわり、今週はどっと疲れがでていて体が重い毎日です。復活はいつ頃になることやら。
ちなみに写真はロスに住んでいる友達が育てている、すてきな植物がたくさんあったお庭からです。