一年ぶりのパリは何も変わらず、とってもお天気が良くて、町中がとのんびりしている。お国柄なんでしょうね、人もとってもマイペース。
仕事が一番の目的だけど、私にとってその次にとても重要な目的が、美味しいものをいっぱい食べること。もちろんその目的通りに、フレンチ、イタリアン、日本食と毎晩食べ歩き、最近太ったにも関わらず、また太ったんじゃないかと思うくらいいつもお腹はいっぱいの状態でした。
日本からの友達にも久しぶりにたくさん会って充実した毎日。いろんな人と話すのは本当に勉強になるし、とっても刺激になる。日本から来てた人だけではなくて、現地に住んでいる人、タクシードライバーやホテルの人、カフェのウェイターとかユーロスターで会った人とか、他愛もない話から始まっても面白い話に広がることもある。そういう出会いがとっても好きです。自分のためにならない情報でも、人がどういう考え方をしているのかとかとっても興味がある。コミュニケーションしているその時間が楽しい。
滞在中、韓国料理屋さんを出てタクシーに乗った途端に、あなたは日本人か? と聞いてきた。運転をしながら助手席からソニーのカメラをとりだして必死に何かを伝えようとしているのだけど、片言の英語と大半のフランス語で何を言ってるかわからない。よくありがちな、やっぱり日本の電気製品は良い!という会話になるのかと思ったけど、どうやらそんな雰囲気でもない。何回も何回も説明してくれた後にやっと、何を言いたいのかが分かった。
どうやら、彼の5歳の息子がカメラを触ってて「はい、お父さん」とカメラを渡され、その電源を入れてみると、なんとメニューがすべて韓国語表示になってしまって、おじさんは私にそれを元のフランス語に直してほしいという事だった。必死に説明をしてくれたのに、私は日本人でこの文字は韓国語ということを伝えなくてはならず、ちょっと可哀想だった。おじさんは言語表示がメニューのどこにあったかも覚えてなくて、結局私の力では直す事が出来ずじまい。一応、さっきのレストランが韓国料理屋さんだから、あの人達なら助けてくれるだろうと伝えるしかなかった。
このおじさんとの会話もそうだけど、いつもパリにきたら、フランス語を話せたらもっと面白い会話ができるのになって思う。フランス語を話せるようになりたいのは昔からの夢。フランス語を勉強するための本やCDいっぱいあるのに。なかなかゴールが見えない。発音がどうしても英語発音になってしまったり、あの喉の奥からの音とかどうしてもだせない。でも昔に比べるとレストランのメニューは読めるようになったような気がしたけど、それでもやはり話せるようになるには当分の時間がかかりそう。
ロンドンからの友達と一ヶ月だけパリに住むという夢のような提案をしたのだけど、実際考えてみると仕事を一ヶ月も休めるか...不可能です。あーパリに住みたい。人生一回切りだから、どうにかしてでも実現させたいです。写真のようにパリの公園で、スランス語を話しながら、フランスパンをかじりたい。笑
そして、今回は初めて夜のセーヌ川クルーズをしました。
夜のエッフェル塔も夜のポンヌフ橋もとっても素敵だった。