どうにも最近調子でなかった。
自分の体のほとんどは
「前向きである。時にアホかと思うぐらい」な成分でできてると
自己分析しているんだけど
どうにもその分泌量が少ないような。
そんなときは深く息を吸ってみようとするんだけど
呼吸も浅い。
うまく息ができない。
鼻から息を吸ってみて、空気が頭の中に巡るような
イメージでやってみたりしたけれど
肺も満たされなければ当然頭にも空気が届かない。
そんな日もあるわね、なんて気にもなれないぐらい
毎日体がダルダル重く、会話もあまりうまくいかない。
なんでか。
天気だった。
梅雨の晴れ間に気がついた。
ふとしたきっかけからノルウェーの話をすることがあった。
また訪れたことのない遥か北欧の地は
夏の終わりから冬にかけて、ほとんど太陽が顔を出さないのだという。
だから鬱病の人が多いのだそうだ。
あんなに美しくて神々しい風景をもつ国なのに
鬱病が多いのだそうだ。
朝起きて太陽がいっぱいあること。
仕事に出かける前に洗濯して緑に水あげて
いつものお気に入りのマグでコーヒーを飲む。
4軒隣りのパン屋で焼きたてのパンなんか買えた日には
もっといい感じだ。
そんな小さな充実が
前向きな気持ちを生んでくれるんだね。
毎日いろいろあるけれど
お日様が顔だして、外にでたら季節の匂いがすること。
それがどれだけ大切か
こんな仏頂面で痛感しているのです。
朝がくるのが早くなった。
近所はすっかり夏の匂いがしてきた。
今年は屋形船、乗れるかな。
この石見てたら、なんだか元気になった。
地球ってすごいんだ。