坂本龍一さんが中心となって行われた「脱原発」をテーマにした音楽イベント
「NO NUKES 2012」をUSTで観た。
このUSTは、坂本龍一さんの声に賛同したアーティストのライブだけでなく
隣接する部屋?のようなところにパーソナリティがいる。
イベントの趣旨やコンセプトや想い、現状などを話してくれる。
パーソナリティ陣は素人。
男性はメディア会社社長の平野友康さん(@dsHirano)
女性は冒険家&写真家のサイコカメラさん(@SaikoCamera)。
※彼らのTwitterネームを記載した。ご興味あればフォローを。
その場に、福島県双葉町の井戸川町長が出演。
すべてを話してくださった。
時間を取って、とにかく見てもらえたらと思い、貼っておきます。
これを観た、このコラムを読んでくださっているみなさんはどう思うんだろう。
そして双葉町のドキュメンタリーを撮られた船橋淳監督の作品
「フタバから遠く離れて」
終わりの見えない避難生活を続けている双葉町の人々を描いてる。
喉が閉まり涙が止まらなかった。
そんな最中、僕が生まれて育った鹿児島の地で行われた県知事選挙。
川内原発稼働について脱原発を掲げた候補が、再稼働容認の候補に負けた。
先の大飯原発再稼働。
その真相とこの国と原子力村の関係がこれ。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1273.html
僕が育った鹿児島市の少し上、川内市というところに川内原発はある。
川内市民は、再稼働容認の候補者を支持したのだそうだ。
もしこの貼付けた真実を見たら
みんなどう思うだろう。鹿児島に住んでいる人たちは
どう思うんだろう。
自分たちが生きている間だけ大丈夫なら。
真実や本質を見つめようとしない圧倒的保守な考えと価値観。
白紙票を投じることがどんなことを意味するのか分かっていない人。
それでもなお、無関心でいられる人。
恥ずかしいやら情けないやらで脱力したが
まだまだこれから。声を上げていこうと思う。
311まで僕らは知らなかった。何も知らなかった。
でも、知ってしまったなら声を上げなければならない。
311の後、あるバーテンダーが言ってた。
お客さんでも原発の話とかするのを遠慮したり
嫌がる人がいる、って。
デリケートな話だから、そのバーテンダーも
話せる時に話すよう気を使ってる、って。
今、ものすごくたくさんのみんなが毎週金曜に官邸前で声を上げてる。
堂々と声を上げてNOを突きつけてやる。
できることをとにかくやる。
批判はせず。
とにかく選挙にいく。
こうなってしまったのは、僕ら国民の無関心が生んだこと。
僕らは気づいてしまったし、知ってしまった。
だからもう、選ばない。
あんな政治家たちには辞めてもらう。
声を、上げていく。