5月10日で34歳になった。
おいしいケーキとワインを頂いた。ありがとう、とてもうれしかった。
33歳はかつてなくいろんなことがあったし、いろんなことを考えた。
これまで自分がやってきたことは果たして何かの力になっているのか。
培ってきた、と考えてきたことは実は何の力にもなっていないのではないか。
いろんなことをおざなりにして過ごしてきてしまったことへの気づき。
自分の性格的な問題。人としての根本的な問題。
果たして、自分には何の力もなくて何にもできないんじゃないか。
20代は突っ走ってきた。がむしゃらだったと思う。
30代のこれまでは、20代のバッファで過ごしているような気がどこかでしていた。
それでもやり過ごすことができる、必要のないテクニックをいつの間にか身につけていたのか。
色んなことと折り合いをつけることで角は取れ、無個性で覇気のない男に成り下がったのではないか。
ぐるぐるといろんなことを考えた。
誕生日を迎えたその日、ほんとうにたくさんの人が祝いのメッセージを送ってくれた。
ほんとうにたくさん。
1日のどこか、何分か、自分のことを思い浮かべてメッセージを書いてくれたそのことが
ものすごくうれしく、そして申し訳ない気持ちになった。
幼い頃の自分の写真を持ってる。今もそんなにかわんない顔してるかもだけど(笑)
幼稚園。
5月生まれみんなを集めて催された合同お誕生日会。
幼稚園のおゆうぎ室に、組のみんなと親たちみんな集まってくれてお祝いの会。
「将来はなにになりたい??」
けいこ先生が質問していく。
「宇宙飛行士」
「バスの運転手」
「お嫁さん」
「学校の先生」
将来の夢たちが次々と放たれる。
「あどうくんは?」
「カバになりたい」
会場騒然。そして爆笑。
それでも自分の表情は真剣そのものだったそうだ。
たくさんゴハンを食べたい。その思いだけが直結したみたい。
自分は何になりたい?自分は何をしたい?
迷って惑って元気がなくなる前に、うまくいかない現実を見て元気がなくなる前に
まず、おまえが何を思って、何を考える?
そこを追求しよう。
そこには何もないかもしれない、そんな自分に愕然とするかもしれない。
さらに、あったとしても、それを突き進める力がないことに気づくかもしれない。
それでもいいじゃないか。
うーん、でもやっぱりそんなことないな。
やりたいこと、あるもんな。
もっとできる、もっとやろう。もっと自分に潜っていこう。
人生は一回ぽっきり。
産み落としてもらったんだもんな。
もっと自分を愛してあげないと。
見守ってくれてるみなさん、これからもよろしくお願いします。
仲良くしてください。
ありがとうございます。
踏ん張って、踏み出していこう34歳。