左から:

鈴木大器 DAIKI SUZUKI

NEPENTHES AMERICA INC 代表「ENGINEERED GARMENTS」デザイナー。
フライフィッシングでの不調をテンカラで取り返した。

清水慶三 KEIZO SHIMIZU

NEPENTHES代表、「NEEDLES」デザイナー。テンカラでも狙うは尺越えの大物釣り師。
左から:

宮本健太 KENTA MIYAMOTO

NEPENTHES NEWYORK オフィス勤務。初釣行の北海道で、初テンカラ。見事何匹もの魚をキャッチ。

三浦健人 KENTO MIURA

「SOUTH2 WEST8」ストアマネージャー。フットワークを活かした軽快な釣りが信条。

永岡要 KANAME NAGAOKA

「SOUTH2 WEST8」ディレクター。テンカラをこよなく愛する京都生まれの北の男。

Tenkara 10 color ways

竿に糸と毛バリという、限りなくシンプルな道具で魚を釣るテンカラ。この毛バリ釣りが「テンカラ」と呼ばれるようになったのは、ここ二十年くらいのこと。テンカラという不思議な言葉の語源には諸説あり、元々は信州の木曽地方で使われていた言葉だそうです。

職漁師たちに代々受け継がれてきたこの釣法は、シンプルな仕掛けだけにとても奥が深く、釣り方も「10人に聞けば10通りの答えが返ってくる」というくらいとても自由。道具の選び方、毛鉤の流し方、アワセのタイミングなどなど、こうじゃなくちゃだめ、といった堅苦しいルールはありません。まさに十人十色のテン・カラー、誰もが好きなようにやるのが正解なのです。

数ある釣りの中でも、テンカラはかなりの接近戦勝負。魚に気づかれないよう、忍者の如く息を殺してポイントに迫るのが基本中の基本。いつだってこの上なくスリリング。ここぞと思った場所に毛鉤を投げ入れて、着水とともに魚がバシャっと水面を割ってきた時なんて、瞬時にして心拍数もMAX状態。4m足らずの竿から手に伝わる感触だけに、アワセたときにガツンとくる衝撃は何とも言えずダイナミック。毛鉤を咥えたまま、反転して水中に沈み込もうとする魚。そのパワーをダイレクトに感じることが出来るのも、テンカラ特有の面白さです。そして、そのシンプルさゆえ、仕掛けが絡まってグチャグチャになってしまうことが極めて少ないのも嬉しいのです。(笑)

アワセのタイミングがものを言うだけに、キャストした毛鉤から目を放すことなく、水面をしっかりと凝視。一挙手一投足に気を配り、静粛の中に混じる緊張感は何とも言えず刺激的。北海道の大自然のなか、夢中でテンカラに興ずる時、これこそまさに至福のひとときです。

永岡要「SOUTH2 WEST8」ディレクター

青柳徳郎 TOKURO AOYAGI

NEPENTHESクリエイティブディレクター。穫った魚を撮って川に帰すトラウトラバー。
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