PRODUCT ANALYSIS

一般的にグルカショーツとは、ベルテッドのウエスト、裾に向かって大きく広がるシルエット、深く取られたプリーツなどのデザインを備えたものを指すが、<ENGINEERED GARMENTS>のグルカショーツはそれらのイメージとは一線を画している。やや細身のテーパード型、膝丈のレングスですっきりとした印象。両サイドとヒップのポケットに加え、左脚のフロントに施されたフラップポケットが特徴的なショートパンツ。ミリタリーパンツをベースとしながら、テーラードジャケットとのコーディネートも違和感なくマッチするようデザインされている。カジュアルからドレスまでカバーする、スタイリング幅の広いシルエットとデザイン。毎シーズン披露される多くのショーツコレクションのなかでも、長年継続リリースされている中心的な存在だ。
ウエストにはベルトループのほかドローコードも付属。気楽に着用できるラフなディテールも備え、抜け感の演出も忘れていない。来春夏シーズンはジャケットとのバランスを考慮し、若干レングスを短く変更してのリリースとなっている。

コットン特有のさらりとした肌触りが心地よい、このユニークなイルカ柄が目を引くファブリックは、アメリカのデッドストック生地。デザイナーである鈴木大器が、このファブリックとの出会いをきっかけに、シーズンテーマであるブルー/ホワイト/ネイビーのカラーリングを着想したという通り、まさに2016年春夏の<ENGIEERED GARMENTS>のコレクションを象徴するファブリックである。大胆で遊び心のあるマテリアルのチョイスが、非常にEGらしい一着だ。

 

[LEFT]竿と毛バリと釣り糸というシンプルな仕掛けで行う、日本伝統の渓流釣り”テンカラ”。その釣法から名付けられた<SOUTH2 WEST8>のテンカラジャケットは、登場からわずか数シーズンにも関わらず、新たな定番として既に高い人気を誇っている。特筆すべきはその充実したディテール。左胸には複数本のロッド(釣り竿)が収納可能なロッドホルダー。右胸と両脇には収納力が高いマチ付きのポケットが付属。フロントには収納力が高く、見た目の上でも大きなインパクトを与えるゲームポケットが取り付けられている。川に立ちこんで着用することも考慮し着丈は短めで、身動きの取りやすいよう身幅は広め。フィッシングジャケットらしいゆるやかなAラインのシルエットに仕上がっている。このユニークなデザインはNEPENTHES代表の

清水慶三がライフワークの釣りを行う際に自らリメイクを施し着用していた、カナダ軍のフィールドジャケットもベースのひとつになっている。右胸に斜めに取り付けられたポケットや、糸ではなくループで取り付けられたパラシュートボタンなど、細かな仕様にミリタリージャケットの名残が見て取れる。彩度を抑えたトーンのウッドランドカモは落ち着いた印象。コットン100%のツイル素材で、タフさは保ちながらも手触りがよく安心感のある着心地で、一年を通して活躍する。完全に本格仕様のスペックを持ちながら、ファッション性も兼ね備えた逸品。経験に裏打ちされたプロダクトだ。

[RIGHT]創業以来、「NEPNETHES」は数えきれないほどのブランドやアイテムを世界中から発掘し、日本国内に紹介してきた。2015年の夏に日本初上陸となった南カリフォルニア発のブランド<MALIBU SANDALS>もその一つだ。同ブランドはメキシコの民族的な履物である”ワラチ”からインスパイアされた、独創的なデザインのフットウェアを展開している。最大の特徴は、ポリウレタン製の立体的なフットベッドが生み出す心地よい履き着心地。サンダル自体も驚くほど軽量で、全くストレスを感じさせない。ヒールまでカバーするデザインで、長時間の着用で疲れにくいのも魅力だ。注目の新作では、アッパーをビーガンレザーとポリエステルのウェビングの編み込みによって形成。伝統的な”ワラチ”のデザインを踏襲しつつも現代的なアレンジで、より洗練された印象に。クラシックからモードまで、幅広いスタイルで取り入れ可能なフットウェアへと進化を遂げた。ビーチから、アウトドア、タウンユースまで様々なシーンで存在感を発揮するだろう。

[LEFT]<NEEDLES>のコレクションでたびたび登場するオリエンタルモチーフのアイテム。コレクションスタート時より継続して展開され、<NEEDLES>のコレクションを構成する重要なパートのひとつとなっている。なかでも、オリエンタルボタンについてはカバーオールを中心に展開されてきたが、昨年よりシャツでもリリースされ大ヒットとなった。デザイナーである清水慶三にとって、ヒッピーなどのアメリカンカルチャーとともに、和の要素はいつの時代も欠かせないもののひとつである。
フロント、胸のフラップポケット、袖口のそれぞれに装飾的な結びボタン(オリエンタルボタン)があしらわれ、一枚羽織るだけで着るものの存在感を際立

たせる、強い個性を持った一枚。ボタンは職人の手作業で編まれており、パーツ1つにも手間と時間をかけて作られている。襟はスタンドカラー。裾はスクエアカットに近い微妙なラウンドで、フロント一番下のボタンから裾にかけて長めにとられた着丈も特徴的だ。コットン/テンセル/リネンの混紡素材は、コットンやリネンのナチュラルな風合いにテンセル特有のドレープ感が加わる。この素材の選択も、快適でリラックス感のあるシルエットによくマッチしている。個性的なデザインゆえ一枚でも充分サマになるアイテムだが、カバーオールのようにアウターとしてのコーディネートも可能。意外にも着回しの広い実用性の高いアイテムだ。インディゴカラーでも展開されているので、スタイリングのイメージに合わせて使い分けるのも良いだろう。

[RIGHT]福島県会津地方特有の厳しい寒さによって生み出される会津桐。美しく品質の高い桐材として全国に広く知られている。<NEEDLES>では2013年春夏シーズンより、この会津桐を使用した桐下駄を展開している。製造を手掛けるのは100年以上に渡って木材の伐採から加工までを行ってきた<黒澤桐材店>。過去に数々の有力ファクトリーへの別注を実現してきた<NEEDLES>の、フットウェアに対する並々ならぬこだわりは、ここでも一貫している。鼻緒には遠州(現在の静岡県浜松市周辺)に江戸時代から伝わる遠州紬を使用。ソールにはビブラム社製ソールを採用するなど、タウンユースにも取り入れやすい工夫がなされている。古くから続く日本の伝統技術を、柔軟な発想でアレンジした下駄サンダル。インパクトのある外見はスタイリングのポイント作りには最適。ブルーのほかホワイト、ピンク、ブラックの全4色展開。いずれも柔らかな発色で春夏らしい表情だ。

   

[RIGHT]<ENGINEERED GARMENTS>を代表するアイテムとして、この“ベッドフォードジャケット”を挙げるファンは多い。シーズン毎に豊富な生地バリエーションでリリースされ、今やブランドを語る上で欠かすことのできないアイテムのひとつとなっている。ピークドラペルに4つのパッチポケットというデザイン。着丈はやや短めでノーベント、裏地はなくライトな着用感。前身頃の内側には負荷のかかるポケット口を補強する為の布が縫い付けられ、そのステッチが表側に見えることで無骨な雰囲気を漂わせる。襟裏からラペル裏まで繋がるジグザグのステッチは、ミリタリーやアウトドアウェアなどに見られるディテール。古い時代のワークジャケットをベースに作られたという通り、全体にワークウェアの特有のアクティブな空気感をまとっている。

誕生以来、常に変化を続け、時代やシーズンテーマに合わせ着丈やラペル幅、サイジングの微妙な修正を重ねてきた。2016年春夏も昨シーズンまで採用していたチェンジボタンを縫い付けのボタンに変更するなど、様々な試行を経て、よりオリジナリティの高いアイテムへと進化を続けている。使用されたダンガリーは、本来ワークシャツなどに使われるライトオンスなもの。ボタンとステッチもホワイトに統一され、春夏らしい軽快な一着に仕上がった。

[LEFT]<ENGINEERED GARMENTS>のコレクションでは、ウェアだけでなくハットやスカーフ、バッグといったスタイリングのアクセントになる小物の充実が特徴的。特にバケットハットは、そのシーズンのコレクションに登場するほとんどのファブリックで製作される、ファンお馴染みのアイテムとなっている。登場以来、ほぼ仕様変更されることなく展開され、その構造は非常にシンプル。フロントとバックでブリムの長さとクラウンの高さが違なっており、立体感のあるシルエット。ブリムの部分にはステッチで補強が施され、張りを加えると同時に程よいアクセントに。素材はダンガリーとシャンブレーのリバーシブル仕様。被り方は自由度が高く、全体をたるませたり、ブリムを折ったり曲げたりと、様々なアレンジが可能。もちろん来春夏シーズンも多数の生地のバリエーションが用意されているので、お気に入りのファブリックを自分なりのアレンジで取り入れたい。

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